持ち運びの容易な小型の外付けHDDを持っている。元々あまり使用していないのだが、300GBあるので少し容量のあるデータを持ち歩きたいという場合には便利だ。まだこのサイズの安いSDカードはないし、オンラインストレージも無料のものではサイズはまだまだ小さい。

というわけで時々この外付けHDDを持ち歩いて使っている。

先日たまたま使おうと思って、この外付けHDDを持ちだしたのだが、なぜか容量が30GBに減ってしまっているのだ。持ちだした先でデータを入力しようとしたら容量が足りないというメッセージが出てきて気がついた。どうも外付けHDDをパソコンに接続した時に、システム復元用のHDDとして設定してしまっていたようだ。その時にその復元ポイントのデータ保持用に30GBを確保されてしまったみたいなのだ。

外出先で容量を使える一杯の300GBに戻そうと思ったのだが、とっさのことでどうやったらいいか思いつかなかった。

後の祭りだが、家に帰ってきてからおもむろに容量をもとに戻す(拡張)作業を行った。この作業を思い出すのにちょっとした時間を取られた。インターネットの検索などで「HDD 容量 増やす」などといった検索語でさがしてみてもやり方が表示されない。容量を増やす方法などが出てくるのだが、私の要求している回答が現れない。

多分これだろうなと思って作業を始めたのが、「ディスクの管理」を呼び出すことだ。

これは「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール ハードディスク」とクリックしていくと表示される。この手順はWindowsのバージョンによって少しずつ異なる。Windows8.1では画面右下のWindowsアイコンを右クリックすると出てくるリストの中に「ディスクの管理」というのが出てくるので、それをクリックすればよい。

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そうすると上のような画面が表示される。この画面で容量を拡張したいHDDのところにマウスを持って行き、右クリックする。上の画面では(k:)のドライブである。

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そして出てきたリストから「ボリュームの拡張」を選択する。

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ボリュームの拡張ウィザードが開始される。上の画面である。「次へ」をクリックする。

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拡張できるボリュームが表示されるので、そのサイズを設定して「次へ」をクリックする。

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以上でボリュームの拡張は完了である。

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上のように、(k:)のドライブはボリュームが拡張されている。