昨日は鎌倉を久しぶりに訪問し、散策をして来ました。

まず訪問したのは東慶寺。

東慶寺は約720年前、弘安8年(1285)に北条時宗夫人の覚山志道尼が開いた寺で、縁切り寺としてよく知られている。

ここでの主目的は、水月堂に安置されている水月観音半跏像にお参りすることであった。事前にお参りすることをお願いしておいたので、案内をされてゆっくりとお参りすることが出来た。

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高さ約34センチくらいだろうか、意外と小さい仏像であった。水面に映る月を見ていると言われており、下の方からみると自分の姿を見られているようにみえるという。優雅なお姿の仏様であった。

鎌倉は土地が狭くて、そのせいだそうだが、お墓が岩の中に掘られて作られているものが多い。この寺の開祖の覚山尼の墓も第五世用堂尼の墓も岩を掘った中に作られている。覚山尼は北条時宗の夫人、用堂尼は後醍醐天皇皇女である。

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境内ではクレマチス?の花が咲いていた。

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