私は圧縮・解凍ソフトは10年以上WinZipを使用し続けている。このソフトはシェアウェアで約30ドルの価格が付けられている。
あまり良いことではないのだが、私はこのソフトの支払いを全く行わずに、ずっと使い続けている。

上の画面のようにWinZipを立ち上げると「Your evaluation period has expired!」(試用期間終了)という警告文が出てくるのだ。
それでも「Use Evaluation version」(評価版を使用)をクリックするとそのままなんの問題もなく使用することができる。
現在のWinZipの最新版ではこうした使い方は出来なくなっている。試用期間がすぎるとEvaluation(評価)版も使用できなくなっているのだ。シャアウェアなのだから当然のことである。
ではどうして私は上のようにEvaluation版のままで使用し続けているのか。実は使用しているバージョンが違うのだ。古いバージョンでWinZip9というのを使っている。
そのバージョンの時まで、Evaluation版が上のようなやり方でずっと使えていたのだ。
ところがWinZip10にアップグレードされた時に、状況が変わってしまった。つまり、上述したようにある一定期間を過ぎるとEvaluation版は使えなくなったのだ。
私はWinZip10をダウンロードした時点で、既にWinZip9のダウンロードファイルをそのパソコンでは消し去ってしまっていたので、WinZip9のインストール用のファイルを探しだすのに手間取った。それでもなんとか私の古いパソコンを探しまわって見つけ出したのを覚えている。
最近、何の気なしに古いバージョンのWinZipなどインターネットで探せばどこかにあるのではないかと思った。そして、実際に調べてみるとありましたね。Oldversion.comというサイトだ。

WinZip9を探すときにもインターネットで探したと思うのだが、当時は古いバージョンを探しても見つからなかった。しかし、どうだろう。今回探してみるとWinZipに関しては結構古いバージョンからファイルが保存されていることがわかる。
私のような理由で古いバージョンのソフトを探す人は少ないと思ったのだが、こういうサイトが存在するというのはやはり古いバージョンを欲しいと思う理由が存在するのだろう。このサイトにも「Becouse Newer is not always better」(新しいものがいつもいいとは限らないから)と書かれている。