Windows7のソリティアやマインスイーパーをWindows8で動かす方法に関しては、昨年11月25日に同じような表題で説明した。私は手持ちの2台のパソコンにインストールしてなんの問題もなく使用している。
この説明にコメントを寄せられた方があり、そのブログで説明しているMicrosoft Gamers Patcherをダウンロードするとウィルスバスターで削除されてしまうというのだ。ウィルス名も表示されるという。
私も自分のパソコンで確認してみた。そうするとMicrosoft Gamers PatcherをダウンロードするとWindows Defenderで警告が出てきて削除を薦めてくる。

ブログを書いたのはもう半年以上も前のことで、詳細に覚えていないのだが、その時もブログに書いているようにPatcherを立ち上げると警告文が出てくるが無視するようにと書いた。
そもそもMicrosoft Gamers PatcherはCardGames.dllというdllの一部を書き換えるソフトだから、一般的には行わないことを実行するので、ウィルスと間違われてもおかしくないソフトである。
私もコメントを頂いた時には、Microsoft Gamers Patcherが書き換えられてウィルスを含むものに意図的に変更されてしまったかと考えてしまった。
しかし、ネット情報を詳細に調べていくと、Microsoft Gamers Patcherは以前のままのようだ。むしろ、ウィルスバスターなどのウィルス検査ソフトの方が進化(?)してMicrosoft Gamers Patcherをウィルスとみなしてしまう様になったというのが、正しい分析のようだ。
実際、Microsoft Gamers Patcherをインストールして実行する時には、McAfeeをアンインストールして、実行し、その後McAfeeをインストールし直すといいという話が2,3ダウンロードサイト等に出ている。
上のコメントのようにウィルス検出ソフトをアンインストールしなくても、ウィルス検出ソフトを一時機能停止にしておいて、Microsoft Gamers Patcherのインストールと実行を行えばよい。その後一時機能停止を解除してウィルス検出機能を稼働させれば問題ない。この場合、ウィルスを検出したというメッセージが出てくるので、そのメッセージの通りウィルスを削除して構わない。それはインストールしたMicrosoft Gamers Patcherが削除されるということだ。
一応確認はしてあるが、この手の操作はウィルス検出ソフトで危険視されるようなものなので、最後は自己責任でやって貰いたい。
それにしてもマイクロソフトはなぜWindows7で標準で搭載していたソラティアやマインスイーパーをそのままWindows8に搭載してくれなかったのだろう。ゲームはXBox仕様に統一したいという意志の現れなのだろうか。
特に私が楽しんでいるフリーセル(Free Cell)は、現在Windows8のストアで無料で入手できるフリーセルとは全く違うモノである。操作性や立ち上げのスピードなどを比較しても断然Windows7のものの方が素晴らしいのだ。ぜひともWindows8のストアでソラティアWindows7バージョンとして売りだして貰いたいものだ。それほどプログラムの変更に手間がかかるとは思わないのだが。