Computex Taipei 2013は6月4日から8日まで台北で開催されていた展示会だが、そこでIntelは第4世代のCPU Chipを発表した。

このChip SetはHaswellという名前で呼ばれていたもので、おおよその仕様はすでに以前から知られていた。

ComputexではこのCPUを使用したパソコンやタブレットなどが展示されていたという。

前の世代のCPUに比較して、グラフィックス処理のスピードが2倍、15%の速度向上がされているという。中でも電池寿命が長く保てるようになった点が注目される。

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(インテルの資料から)

上の表のように、ハイビジョンの動画再生で6時間しか持たなかったものが、9.1時間も持つようになったという。通常の使い方で今までのものよりも50%ほど電池寿命が伸びたということである。

この新しいChip Setはインテルの提唱する「two-in-one」を実現するのに最適のものだということが言える。two-in-oneというのはタブレットにもなる(ハイブリッド)ノートブックのことである。最近それに沿った製品が各社から発表されいるが、今後ますますそういうノートパソコンが増えてくるということだろう。

上の電池寿命の話から考えると、一旦充電しておけば、一日は電源のことを気にすることなくノートパソコンやタブレットが使えるということだ。

この新しいCPUを使用した製品は今年の年末商戦を目標にして、これからどんどん発表されていくことになると思うので、パソコンを買うならそれを待ってからにしてもよさそうだ。