WindowsのExplorerでコンピュータを表示してみると以下のようになる。

イメージ 3

その中で大きなボリュームのHDDの表示をみてみると以下の様な表示だ。

イメージ 1

トータルの容量が1.81TBで空き領域が1.36TBと表示されている。

実際にHDDを購入した際に容量は2TBだったのだが、容量が少なくなったような表示だ。

この容量の表示についてはおかしいなと思っていたのだが、あまり気にしなかった。

ところが最近この容量の表示の違いに関して疑問を投げかける話がどこかのサイトに出ていたので気になってしまったわけだ。

実は上の例だと該当するHDDを右クリックして出てきたリストから「プロパティ」をクリックすると以下の様な画面が出てくる。

イメージ 2

「容量」の隣には「2,000,396,742,656バイト」と表示されている。そのとなりには「1.81TB」という表示がされている。

バイトで表示されている数字は、バイナリの数字で、そのとなりの1.81TBはバイナリで1024を1k(1000)とみなした表記をしているのだ。

もともとコンピュータの世界では容量の表示では、その表示を簡単にするために1024でまとめてそれを1000とみなしてそれ以上の容量を概略表示しているのだ。1024は2の10乗である。

たかだか1024と1000の違いなのだが、TBのサイズになるとその違いが大きく現れてくるということなのだ。1k、1M、1G、1Tとだんだんサイズが大きくなっていくに従って、表記と実態とに差が出てきたのだ。