確定申告の時期です。今年も私はe-Taxで確定申告を行いました。以下のところから行えます。

今月15日までに必要ある人は確定申告をしないといけません。給与所得が一カ所だけでそのほか特に申告することのない人は確定申告をする必要がない。
そういう人でも一度はこのe-Taxでの確定申告システムを使ってみることをお勧めしたい。確定申告の必要のない人でも、税金がどういう具合に取られているのか、還付されるのかを理解するのに便利だからだ。
最近のe-Taxの入力は以前に比べると相当改善されている。ただし、今でもパソコンを使い慣れた人にとっては何かわかりづらい入力方式になっているのは以前と変わらない。ということで、パソコンに慣れた人には少し戸惑いながら使うということになる可能性はある。
上の画面で「作成開始」をクリックして確定申告書の作成を開始する。出てきた画面で「e-Tax」か「書面」提出かを選択する画面が出てくる。

税金の仕組みを理解する上では、特に電子証明なども用意していないし、確定申告をすることもないので「書面」の方を選択する。
使用しているパソコンの環境の確認画面が出てくるが、それぞれ確認してチェック欄にチェックを入れ、「入力終了」ボタンをクリックする。

出てきた画面で、「所得税の確定申告」をクリックする。不動産などでの収入がある場合に収支内訳書を作る必要がある。その場合には「青色申告書・収支内訳書」をクリックして収支内訳書を作ることを先にやっておかないといけないが、今回の説明では不動産などの収入がないということにして、作成はしない。興味のある人は後で作成してみると面白いと思う。

ここからはその人によって異なるが、とりあえず説明としては給与所得が一か所という人の場合で説明する。従って、上の画面では「給与所得が1か所の方」をクリックする。
出てきた画面で生年月日を入力し、入力終了をクリックする。
ここで会社からもらってきている給与所得の源泉徴収票を手元に持ってきて、それを見ながら必要項目を入力していく。
以下指示に従って必要項目を入力していくと提出用の資料-確定申告書が出来上がる。手持ちの源泉徴収票と同じものが、形を変えて表示されるだけである。
これをいったん保存しておいて、例えば医療費を30万円使用していたとしたらどうなるか確認してみる。それには、元に戻って、医療費控除の入力を行うとよい。幸いなことに医療費の合計額だけを入力すれば済むので、それを使う。
そうしてできた申告書には30万円の医療費でいくら税金が還付されるかが記入されてくる。
このシミュレーションは、寄付金や住宅を購入した場合の控除の金額なども算出してくれる。一度使ってみては。