今頃Windows 7のインストールの話ではタイミングとしてはあまりにも遅すぎるのだが、Windows Vistaのパソコンを持っている友人がアップグレードをしてほしいというので、手伝ったのだ。
Windows 8にVistaからアップグレードするのが良いと思ったが、ちょっと勝手の違うWindows 8をインストールすると戸惑ってしまうのではというのがあった。さらにパソコン購入直後に東芝からWindows 7アップグレード用のパッケージを購入しているのだ。ということで、今回はWindows 7へのアップグレードとした。
実はVistaから7へのアップグレードというのはやったことがなかった。それも興味のあることだったので、やってみる気になったのだ。
パソコンそのものはWindows 7の出だしたころのものなので、もう買い替えてもいいかもしれないという代物なのだが、といって積極的に購入しようという時期でもない。
さっそく、東芝提供のアップグレードパッケージを開けて、DVDを取り出してインストールを開始した。
ここでパソコンのバックアップを考えないこともなかったが、安易に考えてバックアップをすることなくアップグレードを開始した。
挿入したDVDは通常のWindows 7のアップグレード用のパッケージだと思っていたが、実はインストラクション入りのアップグレード版のDVDだった。多分他のパソコンには使えないものかもしれない。
Vistaから7へアップグレードする時は、パソコンの中身がそのまま継続されて使えるというのを知っていたので、それをやることにした。バックアップを取っていなかったこともその理由の一つだ。
インストールを開始すると、実際のインストールの前にデータの移動を始めたようだ。ところがこれがなかなか終わらないのだ。Vistaから7への移行のためのデータの移行ということなのだろうが、30分ほどかかった。
それからWindows 7のインストールを始めたようなのだが、それからうんともすんとも言わなくなった。ハードディスクは動いているようなのでインストールが開始されているようなのだが、私が今まで経験していたWindowsのインストールとは全く異なり、時間がかかりすぎている。
とうとう待つこと1時間半くらいで、しびれを切らしてしまった。中断しようとしたら、普通のインストールならできるようなので、あきらめてそちらをやることにした。バックアップを取っていないのに、荒っぽいことをやってしまった。
そうするとWindows 7の見慣れたインストールが開始されて着実にインストールが進んでいくのがわかった。それでも何故かインストールの最終のステップで結構時間がかかってしまった。
結局Windows 7のインストールに3時間ほどかかった。最初に途中まで行ったインストールが1時間半ほどかかったのも影響している。
結局パソコンにインストールされていたマイクロソフトのOfficeなどが消えてしまった。
考えてみると、1時間半でしびれを切らさずにもう少し待っておれば、プリインストールされているアプリケーションソフトなどを捨て去ることなくWindows 7でも使える状態でインストールが行えたのではないかという悔いが残った。
それにしてもインストールに時間がかかりすぎるのが問題だ。何度でも行うものではないが、Windowsのインストールをする時には準備怠りなく、時間がかかるものだと思ってやることが大切だ。