Dropboxの元々のアイデアというのは、自分の持っているパソコンのファイルをクラウド内のサーバーに持つというものだ。

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クラウドの中のサーバーというのを考えるとイメージが湧かないならば、Dropbox社のサーバーがネットワークにつながっていると考えればよい。そのサーバーはパソコンの強大なものと考えておけばよいだろう。ディスクの容量も処理速度も一般のパソコンよりも大きくて、高速であると。

このDropbox社のサーバーは、常時電源が入っており、かつトラブって電源が落ちてしまうなどということが(ほとんと)発生しないものなのだ。

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Dropboxを利用すると上の絵のように家にあるデスクトップにあるFile1~File4をDropbox社のサーバーにコピーすることが可能だ。

こうしておくと、家にあるデスクトップが壊れても、インターネットの先にあるDropbox社のサーバーにはFile1~File4のファイルが残されている。従って、家にあるパソコンが故障したりしてパソコンの中にあるFileが壊れたとしても、そのコピーをDropboxのサーバーから家のパソコンにダウンロードすることで、故障する前にあったファイルを入手することができる。つまり、ファイルは安全に守られていることになる。

ただファイルのバックアップを取るには、必要なファイルを自分のパソコンからDropbox社のサーバーにアップロードする必要がある。それにアップロードしたファイルが必要なときには、つまりパソコンが壊れてしまって、それを修理した時に、ファイルをDropbox社のサーバーからダウンロードする必要がある。

この手間を省くために、Dropbox社の提供するアプリケーションソフトをダウンロードすると、自動的にファイルのアップロードやダウンロードを行なうことができる。

この仕組の詳細に関しては、別途説明したい。