パソコンをスタンバイから立ち上げた時にいつもパスワードを聞かれて、入力するのは面倒という人がいると思う。私もその一人だ。
Windows 8では初期の設定ではバッテリ駆動の場合にも電源接続時にもパスワードの入力は必要という設定になっている。
これを変更するのは以下のような手順で行う。
コントロールパネルの「システムとセキュリティ」をクリックし、出てきた画面で「電源オプション」をクリックする。そうすると以下のような画面が表示される。

通常バッテリーメーターに表示されるプランとして、「バランス」が選択されているが、その右側に表示されている「プラン設定の変更」をクリックする。そうすると以下の画面が表示される。

画面右下の表示されている「詳細な電源設定の変更」をクリックすると、以下の画面が表示される。

この画面では「復帰時のパスワードを必要とする」に「バッテリ駆動」の場合も、「電源に接続」の場合も「はい」が設定されている。そして、それは変更できない状態になっている。
それを変更可能にするには、「現在利用できない設定の変更」をクリックして設定を変更可能にする必要がある。クリックすると画面が以下のように変わる。

そこで例えば「電源に接続」の「はい」の右側の下向き矢印をクリックして出てきたリストから「いいえ」を選択すればよい。「OK」をクリックすることで設定は完了する。

この手順は以前のWindowsでも行えた方法で、Windows 8で特に変わったということはない。
注意したいのはパスワードの入力なしでパソコンを立ち上げることができるようになるので、あかの他人があなたのパソコンを立ち上げても、すぐに使える状態になるので注意が必要である。
特にWindows 8では完全にシャットダウンという状態にならないような設定になっているので注意が必要である。