最近のSSDの価格を見てみると、120GBのもので1万円を切ってきている。240GBのものでも1万円台前半で購入できるようになってきた。
以前からSSDを採用するとHDDに比較して高速化するというのは聞いていたのだが、価格が高く、その容量もちょっと少ないのではないかということがあって、SSDに関してはあまり気にしていなかった。
ここに来て価格が下がっているので、手持ちのパソコンのHDDをSSDに交換して、パソコンの高速化をするのも悪くはないなという気になってきた。
特にノートパソコンでは高速化だけでなく、電池の持ちもHDDよりもSSDにした方が持つはずなので、悪くはない。
交換の仕方に関してはブラウザの検索で「HDD SSD 交換」などで検索すると交換のやり方を丁寧に説明してくれているサイトがいくつか見つかる。交換が難しいだろうと考えている人にとっては便利だろう。例えば以下のところにある。
さて実際に交換した場合にどの程度性能がよくなるかだが、それもブラウザの検索で「性能比較 HDD SSD」などで検索するといくつか性能に関して説明してくれているサイトが出てくる。

実際に性能としては、パソコンの立ち上げでは確かに高速になることがわかるのだが、他のアプリケーションではそれほど高速化したとわかるアプリケーションは少ない。HDDの読み書きを頻繁に行うアプリケーションではその効果が表れやすいのだが、ふつうはそれほどディスクを使用するアプリケーションは少ないので効果がよくわからないのだ。
とは言え効果は目に見えないほどかもしれないが、実際にはあるわけで速度の面からも交換の価値はないとは言えない。
ノートパソコンではディスクの交換であるが、デスクトップでディスクの入る場所に余裕があるなら、今までのハードディスクは内蔵の第2のハードディスクとして使用すればディスクの容量を追加した形になる。ノートパソコンでは今まで使用していたHDDは外付けのハードディスク用のケースを購入して、USBインターフェースを持った外付けハードしすくとして使用することも考えられる。
SSDの価格が下がって来たことで、HDDと交換して今まで使用していたパソコンの寿命を延ばしてみようかなという気になる状況になってきたようだ。