Amazonがいよいよ日本語版のKindleを日本市場に投入するようだ。それに伴い、英語の本の価格が日本向けには値上げされたという情報も流れている。日本もその進みは遅いが電子書籍がだんだん広まってくるようだ。
私もKindleのPC版で何冊か本を購入して読んでいる。さらにKoboも購入してそれも使い始めた。
そうは言いながら、相変わらず紙の本を読んでいる。それも市立の図書館から借りてきているのだ。
その一番の理由はもちろん無料ということがあげられる。ただし、それだけではない。紙の本の方がやはり持ち運びには便利だし、取り扱いも簡単だ。まだまだ、電子書籍のタブレットは使い勝手がよくないように感じる。慣れもあるのだろうが。
もう一つの大きな理由は、市立の図書館で借りるのは意外と便利ということなのだ。というのは、インターネットで自分の読みたい本があるかどうか自宅から検索できる。そして、それをその場で予約できるのだ。
下の画面は私の利用している図書館の例だが、検索の画面である。

検索の仕方も、書名、著者名、出版社などで絞り込んで検索できるようになっている。書名や著者名がわかっていれば実に簡単に検索できてしまう。

そして、上の画面のように検索した結果がリストアップされて表示される。
その中から、借りたい本を選択して予約すればいいのだ。予約した本は市内にいくつかある図書館の中で自宅に近い図書館まで取り寄せることができる。わざわざその本がある図書館まで取りに行く必要はないのだ。近くの図書館に届いたら、メールなどで連絡が入るので、取りに行けばよい。
こうしたサービスは、ほとんどの自治体の図書館で行われているようだ。一部の市では車の巡回図書館などを利用して、巡回図書館に予約した本が置かれているというようなサービスもある。
もちろん、人気の高い本はたくさんの人が予約を入れているので、結構長い間待たないといけない場合もある。あるいは、読みたいと思った本が図書館にないこともある。借りる本が結構傷んでいたり、汚れていたりしている場合もある。
いろいろ問題な点もあるが、好きな本を簡単に予約して手軽に読むことができるというのは便利なものだ。
私は新聞やインターネットなどで紹介される書籍でおもしろそうだなと思うものを見つけては、予約を入れるようにしている。