Windows 8が明日発売されるが、以前のようなお祭り騒ぎが起きるような話はなさそうだ。もちろん、秋葉原で本日「Windows 8『前夜祭』」を行い、深夜0時から販売が開始されることになっている。

実は以前からWindows 7のパソコンからわざわざWindows 8に乗り換える必要などないのではという意見が多かった。私も初めはそういう意見に従って、Windows 8をインストールするというのは気が進まなかったものだ。

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ただこの数週間Windows 8 Release Previewをインストールして使用してみての結果では、やはりWindows 8をインストールしてよかったというものだ。

まだ、Release Preview版なのでCanonのスキャナーのソフトの立ち上がりがよくないとか、いくつか問題はあったが、全体としては不満なく使っている。立ち上がり時間などもWindows 7に比べると短くなっている。

さらに現在は使えていないのだが、タッチパネル付のタブレットを使うともっといい印象があるのではないかという気がしている。特にWindowsを使い慣れた人にとっては、今までその手のタブレットが出ていなかったのだからなおさらだ。

Windows 8については数日前にマイクロソフトのビル・ゲイツがマイクロソフトの動画でWindows 8やそれを乗せたタブレット端末Surfaceについて語っている。(以下のところ参照)

彼はもともとタブレットに愛着があって、何年か前ペンでタッチするペンコンピュータを志向したことがあった。その時には、残念ながらまだタッチパネルの技術がよくなかったのと、CPUなどのパソコンのハードの能力が低くて使い勝手が良くなかって時流には乗れなかった。

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今回29日に発表するとうわさされているSurfaceはWindows 8もそれた走るハードも、タブレット用にマッチしており、使い勝手も格段に向上している。だから、Surfaceは結構人気が出るのではないかと思う。今までiPadやAndroid版のタブレットを使用していた人も、Surfaceを見直すのではないだろうか。特にWindowsを搭載したパソコンとの相性を考えると当然だろう。

ビル・ゲーツも言っているが、このWindows 8はパソコンとタブレット、そして携帯電話までも含んだ機器の共通のOSとして方向づけられた最初のものである。そしてそれは共通の一つのOSに向かう足がかりという立場を確立するような気がする。