スマホGalaxyを持ち始めたのは今年のはじめだ。同じ頃にカーナビ付きの新車を購入した。恥ずかしながらカーナビ付きの車を所有するのはこれが初めてのことだった。もちろん、カーナビ付きの友人の車に乗ったことは過去に何度もあるのだが。

スマホのGoogleマップを使い始めてみると、結構カーナビよりも優れているところがあるのに気がついた。キーボードが簡単に表示されるので、行き先の検索が容易にできる。さらに音声での入力も可能だ。だから、住所の入力などは素早くできてしまう。車に乗っていて近くのレストランとかガソリンスタンドを探すのも、スマホでやってしまっている。カーナビよりも操作が簡単なのでスマホに頼ってしまうのだ。

先日Googleが7インチのAndroidタブレット、Nexus7の販売を日本で開始した。米国などでは以前から販売されているのだが、やっと日本でも販売を始めたわけだ。

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まだ販売を開始してから数日しか経っていないと思うが、その使用報告がいくつか出てきている。それによるといずれもカーナビの評判が良い。音声入力が素晴らしくて、高級カーナビでも太刀打ち出来ないとか。

意外と面白いと思ったのは、カーナビでも縦長表示ができるのだ。もちろんこれもスマホGalaxyで経験済みのことなのだが。走っている少し先の確認が縦長の分だけ余計に出来るのだ。カーナビ付きで走っていても先の情報がほしい場面は出てくるがこれにピッタリ。

実際のNexus7のカーナビのビデオはまだ日本語版のものはネットに出回っていないようだ。ただ米国のものは以下のところで見ることが出来る。これで日本語版のカーナビのおおよその姿は予測できるだろう。

スマホGalaxyの画面は小さいので、ちょっと運転していて見るというのは難しいと思うが、Nexus7の7インチの画面ならカーナビとしては十分なサイズだ。カーナビ専用に作られたわけではないので、上の動画のようにNexus7を保持しておくホルダーが必要に思う。それに事前に地図をダウンロードしておく必要がある。(たぶんWiMaxを持っていればそれも必要ないはず)それでも十分専用のカーナビに対抗できる。

さらに、車から降りてもホールダーから外して持って歩けるというのも良い。いきたいレストランまで徒歩で行く部分も案内してくれる。

こうなると、専用カーナビの将来が予測できそうだ。当然価格はNexus7並にならないと駄目だろう。入力の機能もキーボードはもとより、音声入力も必須だし、そのユーザインターフェースもタブレット端末やスマホ並みになっていないといけない。これはカーナビが近いうちにその形態をタブレット端末に変えていかねばならないという、あるいはタブレット端末に取って代わられるという事を予測させている。