Googleがまた新しいことを始めた。昨日のGoogle Lat Long Blogに書かれている。
それは地球資源観測衛星「ランドサット」からの映像を使った地球の変化の映像である。地球資源観測衛星「ランドサット」の開始から40年という記念ということでこのプログラムは計画されたという。
地球資源観測衛星「ランドサット」は地球の周りを南極と北極をつなぐように地球を回りながら、すべての地球の面の写真を取り続けているのだ。その画像たるや大変な量になるということだ。
しかも素晴らしいことに、その映像は個々数年間の分はWebサイトで公開されている。
Googleはこれを使って1999年から2011年までの地球上の変化をビデオ表示するようにしたのだ。
例えば南米のアマゾン側の流域がどういう変化をしてきたかをビデオ表示している。それは人間がだんだんアマゾンの流域のジャングルを開拓していき、自然を破壊している様子がはっきりと分かるものだ。
あるいは米国ラズベガスの都市の移り変わりが表示されている。ラスベガスという都市がどんどん開けていく様子がよく分かる。ラスベガスに水を供給しているダムの大きさが変化するのも面白い。
また、雪が地球上でどのように地表を覆っているかを地域を動かすことにより、指定した場所でどういう具合に変化しているかを毎週のデータを使って表示している。
その他の動画はGoogle Earth Engineのサイトで見ることが出来る。