Googleが発表したKnowledge Graphというのが面白い。これからの検索エンジンの一つの方向を示している。
この機能を使用すると、検索結果の右側に検索語に関連したいろいろの情報が表示される。「ベンジャミン・フランクリン」という検索語だとすると、彼の著作や身長、生年月日などの経歴、子供の名前、あるいは彼の時代の関連する人物などが画像なども含んで表示される。

ちなみに「Yoshihiko Noda」で検索してみると以下の様な表示が現れる。

その検索結果は、検索語に関連するあらゆる物をそこに表示して、それはあたかも辞書のような内容になる。つまり、検索する人は実際には検索をしたURLが表示され、それに従って、そのサイトにとんていくのだが、その前に知りたい情報が右側の欄に表示されるというわけだ。
この機能はまず米国で英語版を利用する場合に利用が可能で、徐々に追加リリースされることになっている。日本語の場合にはいつ頃のこの機能がリリースされるかは分かっていない。日本にいても、英語版での検索ならこの機能が使用できるようだ。
検索エンジンというのは、もうこのままの形で終わるのかと思っていたが、ますます高機能になっていくということだ。
Googleからの発表文は以下のところから。
また、日本語での紹介では以下のところが解りやすい。