Google DocsとかDropboxの機能強化に合わせたのだと思われるが、マイクロソフトがそのオンラインストレージのSkyDriveの機能強化を4月23日に発表した。
一つはSkyDriveの新しいユーザに7GBの無料のストレージを提供するというものだ。従来からのユーザはそうしたいという意思があるなら25GBの無料のストレージをそのまま持つことが出来る。
その後、更に追加のストレージがほしいという分には、20GBで年10ドル、50GBで年25ドル、100GBで年50ドル支払えば追加が可能だ。

さらにプリビューバージョンのSkyDrive for Windowsを提供し始めた。このアプリケーションは、Windows PCの指定したフォルダー(SkyDrive)とSkyDrive.comでファイルの同期を取る。これにより、PC上でSkyDriveに入っているファイルに簡単にアクセスでき、PCのSkyDriveフォルダーに入れたファイルやフォルダーはSkyDriveに自動的に追加される。つまり、エクスプローラでSkyDriveの管理が簡単に行えるということである。
これらの機能を見ていると、実にDropboxの機能によく似ている。まさに真似をしているように見えるくらいだ。
我々ユーザとしてはこういう競争をしてくれると、ますます無料で使用できるオンラインストレージの容量が増えてくるし、使い勝手も良くなってくるので楽しみである。iPhoneやAndroid携帯からもこのSkyDriveは使用することが可能で、こちらもますます便利になってくる。