TalkMasterというともう名前を知らない方のほうが多いかも知れない。特にメジャーな製品ではなかったのだが、語学の練習機器としては有名だったのではないかと思う。
私はまだそれを使い続けている。通常は携帯ラジオとして使用している。たまに、本来の目的の語学練習機器として使うこともある。購入した当時は、MP3プレーヤーなどもあまり普及していなかったので、語学練習用としてはよく売れたのではないかと思う。問題は、価格が高すぎたことだ。
このTalkMasterを製造販売していたのは、サン電子だが、昨年3月に販売は終了してしまっている。最近のMP3プレーヤーの普及などで売れなくなってしまったのだろう。

このサン電子のホームページにリコールのお知らせが出ている。電池交換をしないと問題になるようだ。
私はこのリコールのお知らせを読んでいたのだが、面倒なのでリコールの手続きを行なっていなかった。
ところが、最近になって内部メモリの表示ができなくなり、ラジオから録音したデータを編集できなくなってしまった。
そこで、このリコールのことを思い出して、フリーダイヤルに電話をして、電池交換を行うことにした。ついでに、上にあげた問題も解決してもらおうと考えたのだ。
電話で電池交換のお願いをするとともに、問題が発生しているので直してもらいたいという事も話をした。そうすると、その問題内容をメモにして、TalkMasterと一緒につけておいてくれと言われた。
指定の日にTalkMasterを宅配便の業者が取りに来た。充電器など余計なものは添付せず、TalkMasterと問題点を書いたメモを預けた。
修理には約1週間かかるということだったが、3日後くらいに修理の終わったTalkMasterが返って来た。現在は快調に動いている。実に気持ちのいいサービスだった。