ウィルス対策ソフトいうのは結構使われているソフトではないだろうか。私も無料のソフトを使っている。
私の友達などの状況を調べてみると、結構皆さん有料のウィルス対策ソフトを使っているのでびっくりする。
どうもその理由としては、パソコンを購入した時に無料でウィルス対策ソフトがインストールされており、それをそのまま継続して使用しているということのようだ。継続するときに無料から有料に変更されて、お金の支払をそれ以来継続して行なっているということのようだ。
ウィルスという名前をつけたのはこの業界としては正解だったようで、パソコンが変なことになっては困るということで、その予防をしないといけないという気持ちを病気の予防と同じような感覚で持たれているのではないかと想像する。
しかし、パソコンがウィルスに感染したというのはあまり聞いたことがない。だから一般的にはウィルスに感染するというのがどういうことなのかあまり実感がない人が多いのではないだろうか。
パソコンがウィルスに感染したというのを私は10数年前に経験している。そのウィルスはパソコンの中に入ってきて、パソコンの中にあるメールアドレスを使って、どんどんメールを発信するというものだった。これを除去するのに少し手間取ったので、よく覚えている。
今時、こういうウィルスが蔓延することはない。それはそのほとんどがサーバー側のソフトでウィルスを検知して、ウィルス付きのメールを送信するのを止めてしまうからだ。サーバー側でもその手のソフトが動きまわるのは運営に支障を来すので、予防しているはずなのだ。
こういう事情もあるので、メールなどでウィルスが入りこんでしまうことは以前に比べると少なくなっている。
この状況下で、有料のウィルス対策ソフトを購入して使用するというのが意味があるかどうか、よく考えたほうがいいと思う。
ウィルス対策ソフトの性能比較では、有料ソフトのほうが検出率が高いとかいって、無料ソフトでは駄目なような表現が目立つが、それは有料ソフトを売っている側の意見が大きく採用されているからではないかと思う。実際、無料のソフトでもその性能には大きな違いはない。
現在私が使っているのは、「アバスト!無料アンチウィルス」と「Microsoft Security Essentials」である。これら2つのソフト共に特に今まで問題なく使っている。AV-Comparativesという団体が行なっている評価でも、そこそこの評価をされているものだ。ウィルス対策に余計なお金を使う必要はないのではないか