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三菱電機からレーザーテレビが販売されているのだが、あまり注目をもらっていない。現在は液晶テレビが主流なので、レーザーテレビといっても注目を得られないのだろう。一昨年の10月に発表されているようだ。

三菱電機のホームページで見るとこのレーザーテレビは、「広色域」、「3D」。「省エネ」というのが3大特徴になっている。

この特徴の中で一番注目していいのは、「広色域」だと思う。

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上の図表にあるように色再現性は抜群である。これは三原色のレーザー光を使っているので、原理的には当然のことなのだが、この点が宣伝などからはあまり良く見えていないように思う。

レーザー光は今では三原色のものを曲がりなりにも出せるようになっているが、ほんの少し前までは赤色レーザーはあったのだが、それ以外はこうした用途に使えるものはなかった。それが技術の進歩によって徐々に作れるようになってきたのだ。

三菱電機がどういう三原色のレーザー光源を使っているかよく解っていないが、まだこの光源には改善の余地があると思う。

現在主流の液晶テレビやこれからの主流となりそうな有機ELテレビのように薄型ではなく、従来のテレビのように奥行きが大きいが、色再現性から言ってレーザーテレビはもっと注目されても良い。