「アイデアのつくり方」(ジェームズ・ヤング著)を読んでいて思ったのだが、彼の推奨するアイデア創造術はEvernoteでやれば出来るんではないかと。

「アイデアのつくり方」の中に出てくるアイデアを創造する方法では、第一段階から第五段階までのステップがあるのだが、第一段階から第三段階まではEvernoteの出番である。

(第一段階)それに関連する資料をどんどん集めてくる。(第二段階)そして、それらを関連付けていく。(第三段階)その資料を元に出てくるアイデアをメモ用紙に書いていく。そしてそれを整理する。

上のような作業はKJ法などでも用いられる方法だが、このアイデア創造術にはEvernoteというのは結構役立つのではないかと思った。

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資料を集めてくるというのでは、Evernoteの得意とする所で、いろいろの資料をEvernoteのノートブックにどんどん入れていけばいいのだ。写真でもWeb上の情報でも、雑誌や本の中からの情報でも、何でもEvernoteには放り込める。

関連付けるのは、タグを使ったり、まとめられるものは一つのノートにしたりできる。ノートの表示順を帰ることでもまとめることが可能だ。

次に、それに基づいてアイデアをメモ用紙に書いていくというのは、Evernoteにメモをどんどんノートにして入れていけばいいのだ。

こういうやり方でアイデアの創造を一人でもできるが、そのノートブックを共有することで数人でアイデアの出し合いをすることも可能なのではないか。

いつもなら、模造紙にメモ用紙を貼って、それを分類していたのだが、パソコンでそれを代用できるというのは良いと思う。プロジェクターなどを使ってその画面を大きく表示するというのも良いのではないだろうか。あるいは、遠隔地に居る人とも同じ場所に居るような感覚でアイデアを創造することが出来る。