今年のCES(Consumer Electronics Show)で紹介された商品というタイトルにしたが、まだCESは始まっていない。その前哨戦が始まっていて、ニュース・メディアにはそこで紹介される商品が前もって紹介されているのだ。
その一つが AR.Drone 2.0である。

私は全くこの商品を知らなかったのだが、2年前に既に紹介されており、今回はそのバージョンアップ版だそうだ。価格は前のバージョンと同じ299ドルである。
大きさは大判のピザを入れる箱のサイズに近い。4つのプロペラがあって、それが回ることで、空中に飛び上がる。コントローラはiPhoneもしくはiPadで、Wi-Fiによって本体と通信することで、操縦が可能である。
AR.Droneには高度、方向、速度の測定に、ジャイロスコープ、磁力計、圧力センサーを搭載しており、上下、左右、前後のコントロールが行える。「Take off」ボタンを押すと、空中に飛び上がり、安定状態でとどまる。それ以降はコントローラの指示に従って、動くのだ。
AR.Droneにはカメラが搭載されており、そこからの画像がコントローラに送られて来て表示される。従ってあたかもAR.Droneに載っているような感覚で動画を見ることが出来るのだ。
操縦の仕方も前のバージョンのものよりも優しくなっており、これは意外とヒットするかも知れない。