東海道新幹線でWiMaxを試してみた。東京から新大阪の間である。
使う前にはどこでも大丈夫だろうと高をくくっていたのだが、残念ながらそうではなかった。
一つは新幹線にはトンネルが多いのだが、そのトンネルに入るとWiMaxは働かなくなってしまうのだ。つまり、トンネルの中では電波が来ていないのでWiMaxが機能しなくなるのだ。
もう一つはトンネルの中だけではなく、その他のところでも電波が弱い所があって、接続できなくなったり、通信速度が落ちてしまうことがある。東海道新幹線はそうではないと思っていたのだが、結構家並みが全く見えない田圃や畑の中を走っていたり、山の中を走っていることがあるのだ。
例えば、京都駅に近づく前のあたりというのはそういう条件がぴったりの所で、通信ができなくなってしまった。
以上のようなことはあるが、列車の中でパソコンやiPadなどを使っているぶんには、まずまず使えるということがわかった。
なお、新幹線のN700系の社内ではUQ WiMaxのオプションとしてUQ Wi-Fiというサービスがあって、無料で利用することが可能だ。こちらのサービスは専用のルーターを経由することなく、列車内に設置されているWi-Fi設備を利用して、通信ができる。