Windows 7で作業中に困ることというと、その内の一つがWindows Updateではないだろうか。

それぞれの設定にもよるのだが、私の場合はパソコンの電源をきる際にアップデートが行われる。これは仕事をしていてすぐに別のところに行く場合などにじっとアップデートのデータが入力されて、アップデートされるのを待たないといけないのが困る。さらに、それに付け加えて、シャットダウン後立ち上げる時にもインストール作業が行われるのでそれも早く仕事をしたいのに待たされてしまう。

その他にも実際に作業中に自動的にアップデートされて、再起動をしてしまうというのがある。これをやられると、作業中のデータをきちんと保存しなかったために作業を無駄にされたり、そうでなくても作業を中断しないといけないという不便があった。

MicrosoftのWindows Updateのチームは、Windows 8ではこの点に改良を加えるようです。
その報告によると、以下のようにWindows Updateで更新プログラムが配布されてから、インストールされるまでどのくらいかかるかというのがグラフで示されている。

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これを見ると12日間経ったあとでもまだ更新プログラムをインストールしていないパソコンがあるのだ。まあ、それだけ面倒だということでしょう。

また、自動的にアップデートするように設定しているのが89.30%、インストール前に知らせるように設定しているのが2.38%、ダウンロードする前に知らせるように設定しているのが3.44%、アップデートをチェックしていないのが4.88%という状態だそうだ。

改善策としては以下のことを行うそうだ。
一つは、毎月のセキュリティのリリースに合わせて、再起動は行われるようにする。
さらに、自動更新を3日間事前に知らせておく。
そして、3日後でもアップデートに適していないと判断した場合には、ログインをする時までアップデートを遅らせる。

こういう対策を行うことで、Windows Updateに関連する一連の問題を解決することを考えているようだ。

更に、サードパーティのプログラムのアップデートに関してもWindows Updateでの取り扱いを検討しているようだ。現在は、ドライバーに関しては取り扱われているが、その他のプログラムに関しては面倒を見ていない。