仮想デスクトップというのは、デスクトップの画面を複数持つことが出来る機能で、同じデスクトップの中にはある仕事で同時に使うアプリケーションだけをおいておきたいとか、アプリケーションは立ち上げておきたいのだが、いろいろのアプリケーションを同じ画面にはおいておきたくないといった場合に、便利に使えて、仕事の効率化も図れるというものだ。
この仮想デスクトップをWindowsに適用するのが、Dexpotという仮想デスクトップユーティリティである。
ダウンロードはDexpotのホームページから行える。

プログラムを立ちあげると、システムトレイにDexpotのアイコンが追加されており、そのアイコンを右クリックすると以下のような画面が現れる。この画面で、デスクトップ画面を選択したり、その他の機能を動かすことなどができる。

上のリストの中で、「Desktop Manager」をクリックすると画面の右下の方に以下のような画面が現れ、仮想デスクトップの選択が簡単にできるようになる。

また、「Setting」をクリックすると以下の画面が現れ、表示できる仮想デスクトップの画面数やプラグインなどの設定が行える。

その他、使い方の詳細についてはDexpotのホームページのSupportのところにあるQuick Start Guideを読んでいただきたい。
このガイドは英語で、残念ながら日本語のマニュアルはなさそうだ。
ちょっと記事としては1年前の記事で古いが、以下のところに使い方が詳しく紹介されているので簡易マニュアルがわりになる。
実際に使っての感想だが、まだいくつかバグのようなものがあり、そこはWindowsに造り付けの機能というわけには行かないところなのだろう。
しかし致命的な問題はないようで、Linuxなどで仮想デスクトップを使い慣れている人などにはいいユーティリティだと思うし、そうでない人にとっても面白い機能で、使い方によっては作業効率も上がると思われる。