ニューヨークで開催されたITU(International Telecommunications Union)で次世代テレビであるUHDTV(Ultra hige-definition television)の規格が概略合意を得たというニュースが流れた。何故か日本ではあまり大々的には報道されていないようだが。

これも数年間この話題で議論が専門家や科学者の間で討論されて、規格が決まってきたという推移がある。

この規格の制定には日本のNHKやメーカーは深く関わっていて、特にNHKはこの会議でUHDTVのデモンストレーションを行なっている。

このデモンストレーションに使われたのは85インチのLCDディスプレイで、7680x4320の画素数を持っている。NHKのデモは日本では以前から見ることができたもので、それを会場に持ち込んだと思われる。

その時に使われたパワーポイントの一部を以下に添付しておきます。
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次世代のHDTVでも日本がリードしているということでしょうか。

今までのテレビの規格というのはアナログが中心でしたので、それぞれの国で、地域でテレビの規格が違っていました。それがデジタルになっても続いていたのですが、今回は世界で統一ということになるのかも知れません。というのは、デジタルではいくら規格を変更しようとも、メインのロジックボードで対応が簡単にできてしまうというのがあって、関税障壁とならなくなってきたからだと思います。