自分が死んだ後のことはあまりまだ考えていないが、死んだ後に困るのは、自分の近親者だ。インターネット上のいろいろのアカウントやメールなど、それ以外にもいろいろのパスワードが必要なサービスに死んだ人が関わっていると、その情報をきちんと伝えておいてもらわないと、死後に対応が取れないのだ。
本人自身も生きている間は知らせたくないが、死んだあとは色々後始末してもらいたいインターネットのサービスなどがあるはずである。インターネットに関係しなくても、その他の事項でも死んだら伝えたい事はあるはずだ。

それに対応売るためのサービスがPassMyWillというサービスである。このサイトで登録を行い、自分の近親者は誰かという情報と、近親者のメールアドレスと自分の名前を入力しておく。さらに、近親者に知らせる暗号キーを入力する。そして、近親者に知らせるべきデータやパスワード等を記入しておくのだ。これらの情報は入力した暗号キーで暗号化される。もちろん、近親者ではなくて、自分の近しい人などでもいいわけだ。あるいは、弁護士などでもいい。
自分が死んだら、近親者にその情報が送られ、その情報を暗号キーを使って読み取りができるというわけだ。


では、実際に死んだという情報はどのように流されるかというと、FacebookとTwitterを見ていて、どのくらいの頻度でその人が書き込んでいるかを観察して、それらの書きこみが行われなくなったと判断したら、メールで本人に確認をして、返事がないとその人は死んだとみなすというものだ。
実に良くできたシステムだと思うのだが、使って見ませんか。