🍞こころゆるんで、ほっとなごむパン教室🍞
大阪阿倍野区
台所(daidocoro)
カウンセラー
あさだ のりこ です
私には大学1年生の息子がいます。
中学校時代、彼はほとんど学校に行けませんでした。
それでも、自分で「高校に行く」と決め、
さらに「大学に行く」と決めて今の道を歩んでいます。
そんな、穏やかに平坦な道ではありませんでしたが・・・![]()
子どもは家庭だけで育つのではなく、
学校や友達、アルバイトやサークル、社会との関わりの中で、
いろんな価値観に出会います。
家庭はその中の一つであり、全部ではありません。
むしろ家庭が「安心して自分らしくいられる場所」になれば、
子どもは外の世界で挑戦し、
自分で学び、自分で決めていけるのだと感じます。
息子が自分の意思で高校や大学を選び進んでいる姿は、
その証だと感じています。
振り返ると、
私自身の考え方が
心理学を学ぶことによって
大きく変化したことが大きいと思っています。
息子が学校に行けなくなった頃の私は、
こんなふうに考えていました。
-
「学校には行くべき」
-
「熱もなく理由もなく休むなんてありえない」
-
「先生の言うことは聞くべき」
今振り返ると、
その“当たり前”に縛られていた自分が恐ろしいと感じます。
「責任をもって子どもを大人にしなくては」
「一人でも生きていけるように一人前に育てなければ・・・」
そう思うほど、
私は「どうやって子どもを変えるか・・」
ばかりを考えていました。
けれどその関わりでは、
子どもが何を考え、
何を感じているかに気づくことはできません。
子どもとの距離はますます遠く離れていきました。
苦しくて仕方がありませんでした。
転機は心理学を学び始めたことです。
そこで気づいたのは、
「子どもには子どもの価値観がある」
ということでした。
私が正しいと思い込んでいた
「学校に行くのが普通」
「先生の言うことは聞くべき」
といった考えは、
私自身の育った環境で作られた価値観にすぎない。
一方で、息子には息子なりの感じ方や考え方があって、
それを尊重していいのだと知ったのです。
その瞬間、ようやく「子どもを私の価値観で縛る必要はない」
と思えるようになりました。
親としてできることは
「子どもをどうコントロールするか」ではなく、
「子どもが自分の価値観を作るのをどう応援するか」。
その視点を持てたことで、
私はずいぶんと楽になりました。
そして何より、子どもを信じることで、
子ども自身が力を発揮していくのを目の当たりにしています。
子どもの価値観は、
家庭でも学校でも社会でも、いろんな居場所で育まれます。
だから親の役割は
「価値観を押しつけること」ではなく、
「安心できる土台になること」。
昔の私は子どもを支配しようとし、苦しみました。
今の私は「子どもの価値観を信じ、応援する」と決めて、
心が軽くなりました。
今、息子の歩む姿を見ていると、
あの苦しかった日々も無駄ではなかったと心から思えるのです。
心理学に出会えて、学ぶことで
私が楽になり、
子どもの笑顔も増えたように感じます。
是非、一緒に心理学に触れてみませんか?
不登校でも
発達凸凹でも
未来はある
ひとりじゃない
あたたかい
安心感のある
居場所
そんな居場所をつくりたくて
🍞こころもあったかパン教室🍞
台所( daidocoro )をはじめました
一時期学校に行かなくても
ちょっと苦しいときがあっても
そんなときも
ちょっと一緒に
過ごしてみませんか?
daidocoroのパン教室はこんなところ
いっしょにつくるので、
はじめてでも
にがてでも大丈夫
自分がやりたいことをする
食べたい人は食べているし
作り方を知りたい人は聞きに来るし
楽しい時間を過ごしたい人は
おしゃべりしにきています
みんなが安心してやりたいことができる
そんな場所です
daidocoroで過ごした時間で
ホッとひと息ついたり
楽しい気持ちになれたり
美味しくて幸せになったり
笑顔・元気になってもらえたら・・・
そんな皆さんの居場所になりたいです。
https://www.instagram.com/daidocoro_oosaka?igsh=c2VmcWF6cHk5amlx&utm_source=qr
プロフィール
1993年 神戸女子大学 家政学部在学中パンに出会い、パンについて研究
研究はアレルギーの子どものためのパン作り
おいしいパンを作るために
旧エコール・キュリネール大阪あべの辻製パン技術専門カレッジ入学
約2年間大手製パンメーカー タカキベーカリーで勤務(販売・製造)
辻製菓専門学校で26年間勤務(学生支援・就職支援・製パン理論・製造指導)
勤務期間中 ドイツ カフェ・コッハスにて6か月 研修
2024年~ 辻調理師専門学校退職 契約社員として通信教育業務に従事
月1回パン教室開催
子どもの不登校、発達凸凹をきっかけに、心理学を学び
心理カウンセラーとして活動中
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんにお会いできることを楽しみにしています。

