毎年4月29日は墓地での
三部経法要
近隣三か寺のおじゅっさんが
交代で導師になって3席勤めます。
今年はブルーシートで屋根ができ、
さらに椅子席となって快適に
お勤めすることができました。
かつては大きな木の木陰でしたが、
木を大規模に剪定してからは
パラソルを開いたりしてくれてた
時もありました。
さて、この法要、私も新人時代から
先代住職に勧められて参加しております。
というのも、3人のおじゅっさんが
それぞれ法話しなくちゃいけない。
法話ができる機会の少ない若手には
貴重な場なのです。
それから、屋外なので風でお経の
本が飛ばされたり、虫が飛んできたり、
あらゆるハプニングがおこりうります。
経験を積むにはもってこいの場なんです。
今では最年長となった私もここで
育てられてきました。
今日一緒に勤めた若い二人も
年々成長する姿が見られました。
また、そういう若手が研鑽を積む場を
温かく見守ってくれる地域の人たちが
いること、ありがたい限りです。