夕方には台風の雨も上がり、
和鳴会定期演奏会
が無事開催されました。
第一部の声明公演はこのような舞台。
通常なら背後にある巻き障子の向こうで
勤修される法要を180°方向転換して
執り行いました。
実は会場後方にご本尊を配置して
いるんです。
これによって、法要の中での動きや
作法までよく見えるというわけです。
その分、やってる方はいつも以上に
緊張します。
そして浄土真宗ではお坊さんの袈裟や衣も
色とりどり
客席の中も歩く行道もありましたので、
それもよく見えたことと思います。
第2部は舞楽公演。
今回は厳島神社にある銅像でも有名な
蘭陵王
を演奏しました。
台風の影響が心配される中でしたので、
お客様の入りはやや少な目でしたが、
この趣のある本堂の中でお寺の法要や
雅楽の世界を堪能していただけたことと
思います。