味の相続 | おじゅっさんの日々

おじゅっさんの日々

高松市・真宗興正派大乗寺住職のブログ。
香川徳島をまたにかけて、何屋さんかわからないような
日々を奔走中!

以前、レモンの蜂蜜漬をいただいた
お話を紹介しました。

http://ameblo.jp/daido22/entry-12126591275.html

この蜂蜜漬を作ってくれた奥様には、
お参りに行くたびにからし漬けや
キノコの佃煮、ジャムなどを
いただいております。ニコニコ



ご出身が東北地方なので、やはり
保存食を作るのが得意なんだそうです。
それでも「もっと母親に教えて
もらっておけば良かった」しょぼん
と今になって思うそうです。



今は亡き実家のお母さんは、
もっと多種多様な漬物や、
保存野菜の料理をしていたそうです。
だけど作ってみても同じ味には
ならないんだそうです。あせる



一方で教えてもらってるものは

塩はパッパッパ

という大雑把なものでも
パッパッパとやるとちょうどいい
塩梅になるんだそうですよ。グッド!



そう考えてみると家庭の味も
相続される

財産¥

ですよねぇ。
きちんと相続されないと消えて
しまいます。



雑誌やネットでレシピ調べて作る
人が多い今の時代、
味の相続ができなくなってます。
最低限、舌の記憶だけでも

おふくろの味ラブラブ

は残していかなきゃいけないなと
思いました。