あれから早五年か | おじゅっさんの日々

おじゅっさんの日々

高松市・真宗興正派大乗寺住職のブログ。
香川徳島をまたにかけて、何屋さんかわからないような
日々を奔走中!

今から5年前の今日は5月7日に
亡くなった父のお葬式。
http://ameblo.jp/daido22/day-20110509.html
あれから五年か…。
ということは私も

住職歴5年

今6年目に突入ということに
なります。



父のあとを引き継いだ当初は、
ガムシャラに走っていたなぁと思います。メラメラ
だから父が亡くなった時も悲しさより、

後はまかせとけビックリマーク

って気持ちが強くて、お葬式も
自分が手掛けるビッグイベント。
うろたえるより、張り切ってたなぁ。得意げ



張り切ってあらゆるものを、自分色に
変えていこうとしておりました。リサイクル

その象徴が真っ白からダークブラウンに
塗り替えられたこの本堂や外塀。



現代人の感覚にあった外観ながら
派手ではなくシンプル。
父の時代に比べてあらゆることを
シンプルにしていきました。
しかし、それは最近危惧される
簡素化とは、また違ったことです。




シンプルにはしても、しっかり考えて
力を入れるところにはいれて、
手抜きをしているわけではありません。かお

父が座右の銘にしていたこの言葉が
私の中にも受け継がれております。




そして、私が法話や言葉で常々伝える


今ここにある幸せドキドキ

これも父が毎度毎度法話で言って
いたことです。
生前は「同じ話ばかりやないか」むっ
と思っていたけど、そのおかげで
私の中にしみ込んでいるようです。




この5年間、父とは違う私なりの大乗寺
にしてきたつもりだけど、
時代の流れととも変わっている部分は
あるものの、根底にながれるものは同じ。
父に対して批判的に見ていた部分ばかり
意外と引き継いでいたりしております。べーっだ!