30年ぶりの初めまして | おじゅっさんの日々

おじゅっさんの日々

高松市・真宗興正派大乗寺住職のブログ。
香川徳島をまたにかけて、何屋さんかわからないような
日々を奔走中!

昔うちの近所に住んでいたという方の
親類の方がお参りにやってきました。
その昔近所に住んでいた方が
最近亡くなって、本人の遺言で
うちのお寺でお勤めをあげて欲しい
とのことだったそうです。



ちょっと離れたところの施設で
亡くなられたのでお葬式はよその
お寺にあげてもらったようだし、
高松に遺族はいないので今後も
私が法事を勤めたりするわけでは
ないんだけど、本人の遺志にそって
遺影と遺骨を前にうちの本堂で
ちょっとした仏事を営みました。お参り




昔近所に住んでいた方と言っても
私は知らない方と思っていたんだけど、
遺影をみて

あっ!この人は!えっ

と気づきました。
私が小学生のころいつも通学路を
同じ時間帯に歩いていたおじさん。




体に障がいをもったおじさんで、
小さな体とリズミカルで特徴的な歩き方で
小学生の間でも有名な方でした。
でも誰も名前も知らないし、
どこに住んでるのかも知らない、
歩いて通勤していたようだけど、
どこで勤めてるのかも知らない。シラー



30年の時を経て、そのおじさんの
名前やどこの誰かが判明しました。ひらめき電球
そしてそのおじさんの仏事として
私がお経を読んでる。
そしてそのおじさんがうちでお経を
あげてもらうことを望んでいた。
なんかうれしくて泣いちゃいそうでした。しょぼん



そして親類の方とお話しして
おじさんの素性がわかりました。
幼いときに両親を亡くして、
兄弟離れ離れでそれぞれ親類に
引き取られて育ったそうです。
育ての親が亡くなった後も
一人で一生懸命生活していたそうです。あせる




30年の時を経て、そのおじさんに
再会したような気分でした。
そしてそのおじさんが何者なのか、
どんな人なのか亡くなってから
今日わかりました。
生きて会えなかったのは残念だけど、
それでもなんかうれしいひと時でした。得意げ