
今回はマスターデュエルにサイレント実装されていた新たなペンギンカードと「氷水」を組み合わせた氷水ペンギンを紹介!
この構築では手札誘発を初めとする各種汎用カードに弱く、ややカジュアル向けになりますが楽しいデッキなので気になったらぜひ作ってみてください。
では、デッキ紹介にいきましょう!
【デッキ内容】

とにかく「大皇帝ペンギン」をフィールドに出し、ペンギン2体をリクルートして様々なレベルのSモンスターを並べて制圧・ビートダウンしていきます。「氷結界」のサーチ効果発動後は水属性のみしか特殊召喚できない縛りがあるので、EXデッキには極力水属性モンスターを採用する用にしています。
大皇帝ペンギン

このカードをリリースすると、「ペンギン」モンスターを2体リクルートするモンスター。同名カードこそ展開できないものの「ペンギン」であれば縛りなくリクルートできるため、このデッキでは重要な役割を担います。その為このカード自体へのアクセス手段を多く用意しており、それらを活用してこのカードを1ターン目から特殊召喚ないし通常召喚し、好きなレベルのSモンスターを展開していきます。
ロイヤル・ペンギンズ・ガーデン

その「大皇帝ペンギン」をサーチする手段の1つで、手札を捨てると「大皇帝ペンギン」のレベルを下げることができるため、召喚権を消費してのペンギン2体リクルートが可能。サーチは「大皇帝ペンギン」に限らず、同名以外の「ペンギン」カードならば何でも良いため、ペンギンデッキなら必須レベルのカードです。
ただ、このカード自体をサーチする手段が乏しく、基本的に素引きか金謙から手札に加えるしかないので、このカードだけに頼るのは少し安定しないかなと感じました。
氷水のトレモラ

そこで、「ロイヤル・ペンギンズ・ガーデン」が無い場合の保険としてこのカードを採用しました。このカードを手札から捨てると、手札の水属性モンスターを特殊召喚できるため、「ロイヤル・ペンギンズ・ガーデン」と全く同じ消費かつ召喚権を残したまま「大皇帝ペンギン」をフィールドに出し、その後の展開に繋げる事ができます。場合によっては「ロイヤル・ペンギンズ・ガーデン」を「大皇帝ペンギン」のサーチだけの為に使用し、特殊召喚はこのカードにまかせて召喚権を温存しておく事もできます。このカード自体は「大皇帝ペンギン」と同じく「氷結界」、氷水専用サーチの「氷水揺藍」でサーチでき手札に呼び込むのはかなり容易だと思います。
氷水揺藍

「氷水」モンスターをサーチできます。フィールド・墓地に同名カードが存在しない「氷水」モンスターのみが対象なので、トレモラ以外にも何種類か「氷水」モンスターを採用しておけばより確実にサーチできます。
「ペンギン」モンスターの効果にチェーンする強制効果で何度も蘇生でき、「ペンギン」モンスターのメインギミックながら除去性能の低いバウンスを除外に変化させる効果を持つモンスター。ペンギンデッキでは必須カードであり、一度フィールドに出てしまえば蘇生が容易な性質から各種素材に使いやすい便利なモンスターです。特に理由がなければ「大皇帝ペンギン」からチューナーと共にリクルートして各種素材として墓地へ置いておきたいモンスターですね。
極氷獣ポーラ・ペンギン

特殊召喚に成功した場合と、戦闘・効果で破壊された場合にバウンス効果を飛ばせる「ペンギン」チューナー。他の「ペンギン」がリバースした時にバウンスする事が多い中、このカードは特殊召喚さえすればバウンスできるため、速効性があり、「大皇帝ペンギン」から「否定ペンギン」と共にリクルートするだけで、モンスター1体を除外しつつレベル6のSモンスターへとアクセスできるので、この組み合わせもかなり有用な選択肢になります。なにげに戦闘・効果破壊に対応しているのもうれしく、仮に破壊された場合でも一方的な損失にはなりにくいです。
ペンギン勇士
「ペンギン」モンスターとしては珍しい自力での特殊召喚効果を持った「ペンギン」チューナーモンスターで、レベルもある程度柔軟に変更できるモンスターですが、元々のレベルが5と高い為事故要因になりがちなのがたまにキズ。
とは言え、何らかのモンスターをセット→このモンスターを自身の効果で特殊召喚し、出したいSモンスターに合わせてレベル変動→このモンスターの効果で裏側守備モンスターをリバース→2体でS召喚(水属性のみ)と「大皇帝ペンギン」の効果を使用できない場合の展開補助となるので、採用枚数の違いはあれど必ず1枚は採用するカードではあると思います。
ペンギン僧侶
自分の「ペンギン」モンスターが墓地へ送られた場合に、手札のこのモンスターを墓地へ送ると、その「ペンギン」モンスターを裏側蘇生できるモンスターです。タイミングが受動的かつ遅くいものの、「ペンギン」の持つリバース効果を再利用できるのは他の蘇生カードにはない利点で、自身が「ペンギン」モンスターなので、効果を発動できなかったとしても腐ることが少ないのも嬉しいです。ダメージステップでも発動できるので、戦闘破壊された「ペンギン」モンスターも問題なく蘇生できます。
ペンギン勇者

このデッキの真のエースモンスター。レベル6のSモンスターで、S召喚に成功した場合に「ペンギン」モンスターをデッキからセットできます。フィールドのモンスターを除去したいなら「ペンギン・ソルジャー」を、魔法・罠を除去したいなら「ペンギン忍者」をセットしましょう。後の展開例を参考にしていただければ、「否定ペンギン」も並ぶ為、自動的に相手の効果発動に合わせて除外を飛ばせる妨害カードとなります。
ペンギン忍者&ペンギン・ソルジャー
このデッキでは墓地から除外した場合の疑似サーチ効果を使うことが目的で、展開に必須の「大皇帝ペンギン」と「氷水のトレモラ」、「ペンギン勇士」、「ドラゴン・アイス」など対応範囲が非常に広いので便利です。もちろん、サーチではなくサルベージなので、他の水属性が墓地にあればそれらを手札に加えても構いません。
魔救の奇跡ードラガイト

レベル8のSモンスターで、墓地に水属性が存在すればノーコストで魔法・罠無効を飛ばせるモンスターです。「ペンギン勇者」では妨害が遅いと思うなら、先攻でこちらを並べててもいいし、なんなら蘇生された「否定ペンギン」と自身の効果で特殊召喚された「ペンギン勇士」とともにこのモンスターになり、「ペンギン勇者」+セットされた「ペンギン」とドラガイトの2妨害を立てても良いでしょう。相手ターンには「ペンギン勇者」の効果に反応して「否定ペンギン」が蘇生されるのでお得です。
白闘気白鯨

ドラガイトと同じくレベル8のSモンスターで、こちらはS召喚時の相手フィールドの攻撃表示モンスター全破壊効果と貫通+モンスターへの2回攻撃など後攻向けのモンスター。④の効果のおかげで除外以外の除去に滅法強く、蘇生された自身はチューナー扱いになるので「ペンギン・ソルジャー」と共に承影のS召喚が可能。
相剣大公ー承影
【以下展開例】
手札に「大皇帝ペンギン」+「氷水のトレモラ」or「ロイヤル・ペンギンズ・ガーデン」で以下の展開が可能。トレモラから展開した場合、召喚権が余るのでさらなる展開も視野に入る。
【ペンギン勇者+ペンギンセット+否定ペンギン】
「大皇帝ペンギン」を特殊召喚か召喚し、効果発動。→
「否定ペンギン」と「ポーラ・ペンギン」をリクルート。「ポーラ・ペンギン」の効果でモンスター1体をバウンス(除外)→
「ポーラ・ペンギン」と「否定ペンギン」で「ペンギン勇者」をS召喚。「ペンギン勇者」の効果発動→それに反応して「否定ペンギン」蘇生→「ペンギン勇者」の効果で「ペンギン」モンスターをセット
【ドラガイトor白闘気白鯨】
「大皇帝ペンギン」をフィールドに出す→
「ペンギン勇士」と「否定ペンギン」をリクルート。→「ペンギン勇士」と「否定ペンギン」で「魔救の奇跡ードラガイト」or「白闘気白鯨」をS召喚しつつ「否定ペンギン」を墓地へ置ける。

























