「グレイガーデンズ」千秋楽2009.12.6マチネ | だいだいの徒然日記

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観劇の感想を中心に日常生活の出来事などについて徒然なるままに書き綴りります。

当初は観劇する予定はなかった。が、PQの検索で見つけたNY NicheというHPでグレイガーデンズの観劇レポートを読んでガゼン行きたくなったのだ。そのときには、人気演目とあってチケットは売り切れ、待って待ってようやく入手することができた。


(PQのレポート↓ 意外にヘタレな伝説の女海賊「パイレート・クィーン」

http://www.nyniche.com/archives/57

(GGのレポート↓色もの好き必見! カルトなミュージカル「グレイ・ガーデンズ」

http://www.nyniche.com/archives/51


ジョン・F・ケネディの妻ジャクリーンの叔母と従姉であるイーディス母娘の物語。セレブから没落して、ゴミ屋敷と化したグレイ・ガーデンズ邸で、メディアの好奇の目にさらされながらも人生を謳歌した母娘。従姉はケネディ家の長男(ジョン・F・ケネディの兄)の元婚約者。


米国の社会背景からこのミュージカルに関心をもったのだが、物語の軸は母娘の関係。その母娘を日本では草笛光子さんと大竹しのぶさんが演じた。素晴らしかった。言葉にならない。


とくに草笛さん。その存在感、気品。

カーテンコールで草笛さんが舞台に出てきたときには、涙が流れ始めて、「ミュージカルは11年ぶりで、もう歌うことはないとおもっていたのだけれど、また機会を与えられて・・・」と挨拶されたときにいは涙腺崩壊。理由はわからない。76歳の草笛さんが全身全霊で演じている気迫が、わたしの魂を揺さぶったのか。自分の母親を思い出させたのか・・・。しばらく、草笛さんの演技を思い浮かべると、涙が出てきて困ってしまった。なんだろう、この気持ち・・・。


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余談になるが、ケネディ家の長兄は家族の期待を一心に受けながら、第二次世界大戦で戦死した。彼が生きていたらジョンより前に大統領になったであろう。


このミュージカルのもととなったドキュメンタリー映画を観てみたいものだ。


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観劇後、皇居あたりを散策した。メガネ橋付近↓9割は観光客。


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丸の内のビル群↓いつも夜景しかみてないので、新鮮でした。
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白鳥がお尻を見せて、食事中↓。コミカルでかわいい。
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