お疲れ様です!

 

昨日、就農研修の最終面接に行き、

今年の春から農家になることが決まりました!

 

これから農家になる僕ですが、農業に関して気になったことを綴ろうと思います。

 

 

農業には慣行農業と有機農業があります。

 

慣行農業とは、農林水産省による明確な定義はないのですが、農林水産省の認可を受けた農薬と肥料の散布時期や量を遵守している農業を指すそうです。

 

一方有機農業とは、「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない」「遺伝子組換え技術を利用しない」「農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する」の3つを遵守している農業を指すそうです。

 

古くからの習わしを意味する”慣行”が、近代の化学肥料や農薬を使用する農業に適用されているのが、どんな意図があるのだろうと色んな思いが巡ります。

 

 

そんな慣行農業ですが、もちろん化学肥料はすべて工業的に生産されています。

 

化学肥料は窒素・リン・カリウムの3大要素からなります。

窒素(アンモニア)は天然ガス、リンはリン鉱石、カリウムはカリ鉱石から製造されます。

 

食べ物の肥料の原材料が天然ガスや鉱石であることにも驚きますが、世界人口の半分が化学肥料で支えている状況で、これらの資源が無くなった時にどうなってしまうのだろうと怖くなります。

 

 

話は変わり、循環型社会が実現できていたのは江戸時代です。

江戸は100万人都市でしたが、郊外で働く農家が都市に食べ物を供給し、都市で出た糞尿は郊外の農地の肥料にするため回収することで循環型社会を実現していました。

 

一方、同時期の17世紀のフランスでは、下水道が発達しておらず、石造りの複数階の建造物が多かったため、地面に直接上から糞尿を投げ捨てるという習慣があり、地面には糞尿が散乱していました。

 

そのウンコを踏まないために発明されたのがハイヒールです!

 

「糞尿の対処が先だろ!」とツッコミたくなりますが、糞尿を踏まないために発明されたハイヒールをファッションアイテムに昇華させたフランス人にも、循環型社会を300年以上前に実現させていた江戸時代にも脱帽です。

 

 

世界人口は100年前から5倍の80億人という異常なスピードで増加していますが、なんと化学肥料が開発されたのも100年前・・・。

人類が豊かになるために発展させた科学で自分の首を絞めてしまっているんじゃないかというパラドックスを感じながら、今日のブログを終わろうと思います。

 

ありがとうございました!

 

 

ななとだいてつ