シナリオ修行

新藤兼人さんが、、自分の書いたシナリオを溝口監督に「ストーリーだ」といわれて、

シナリオを勉強しなおそうと、近代戯曲全集を読破したという話しは有名。。

・・・だいこくもやって見ようとしたのですが。。雑念、はいりまくり・・・挫折。。。


では、新藤さんに雑念はなかったのだろうか、既にプロとしての仕事もされていたのだし。。。


先日、若いライターに囲まれての、サロンのような催しで、

「ネタには困らないだろう」考えもあったと。。。



映画「愛妻物語」に、このエピソードは詳しい。新藤監督第1作です。

角川映画さん、DVDだしてくれないかなあ。。。溝口作品もまだですよね。。


ところで、故・淀川長治さんは「愛妻物語」をくそみそに言っておられた。

それは新藤監督が「実際、そううだったんだから」といわれる部分だから、監督本人もわかった上での

ことなんだろう。



続く。。。

 

新藤兼人さん(やはり「さん」をつけとこう)自身、自分はシナリオライターだとおっしゃっている。

ビリー・ワイルダーは自分のシナリオが変えられるのがいやで監督になったとか、、

では監督としての新藤さんの演出はどうかというと、シナリオの意図を説明するとか。

最近のことですからね。<鬼の「新藤}>と言われてたころはどうだったか。。。

新藤演出のウィークポイントらしいことを、ある方から聞いたことがある。

「酒を飲むシーン」はあまりうまくない。。

ご自身、ビール一杯で赤くなる方、下戸なのだそうで。

立場上、乾杯の音頭は取ることは多いが、飲めないのだ。

その方は「セックスシーンはうまいのだけど」とも。

ま、 墨東綺譚 のあとだったから、そう言われてたのかも。。

「この作品で終わりにする」とも新藤さんはいったそな。。。

そうはならないのが新藤兼人なのだ。

「生きているかぎり、生き抜きたい」だから。。

「ヒロシマ」の企画はどうなったかしら?

人の観たくない映像を撮りたいって。。。。


てなこと書いてますが

シナリオ作家協会「新藤兼人 人としなりお」出版委員会
新藤兼人―人としなりお に、大勢の方が証言を寄せています。
こちらを読まれた方が早いかもね。。

さてさて、新藤兼人です。(呼び捨てでいいのか)

私的「新藤兼人」論なんて、だいこくには書けません。

理由はおいおいちょびりちょびり明かすとして、

かってシナリオライターを目指していたころ、新藤兼人は神様みたいな存在でした。

祭りの準備 の主人公も新藤の言葉、

「人はだれでも優れた一本のシナリオ書くことができる。

 自分のことは自分がいちばんよく知っているから」


にふれていた。

作家を目指し、上京する主人公の姿がラストシーンだった。

ご本人が何と言おうと、過分にこの作品のシナリオを書いた中島丈博の自分史的要素を

大いに含んだ作品ですね。ちなみにこのシナリオ、近代映画協会の同人誌に、最初、発表されたと

記憶があります。ご存じの通り、新藤兼人のプロダクションですね。


もうひとつ、古書でみつけて、衝撃をうけたのが「殺意と創造」という文章。

「一本のシナリオを書くことは、一本のシナリオを刺し殺すことだ」

だったかな、、衝撃をうけたわりには記憶があいまいだ。

しかし新藤脚本、深作欣二監督の おもちゃ (興業的には惨敗だっったそな。同時期に「踊る大捜査線」があったんだっけか?)のノベライズの後書きに、深作監督はこの文を引用して、

「偽れる盛装」で、溝口の「祇園の姉妹」を刺し殺し、「おもちゃ」で「偽れる盛装」を殺せたか。。云々。。


新藤作品を観れば気づくことだが、どれも「母と子」なのだ。父親はどちらかとうと嫌悪の対象。。

もしかしたら、新藤兼人は溝口健二という父親を殺したかったのか?


なんちゃって、ご存じのことばかりだったかな?

まとまらんから、続く。。。気まぐれに飛び飛びになるかも。ぼちぼちシナリオ作品も含め、取り上げて行きますね。・・・キリがなくなりそうですが。。。


いきなり話題はかわり、
オイディプス王 です。
ギリシャ悲劇のひとつ、というより代表する作品かも。

以前、シナリオの勉強をしていたおり、構成の分析に「なるほど」と思わされ、ドラマとは?劇的なるものとは? を大いに考えさせられた作品で、これまた一時はまったもの。

実の母と結婚し、父を殺す、という。。主人公は知らず知らず?この運命を辿っていく。。

心理学でもこの名前、使われてますね。

オイディプス王 アテネ公演

映画ではないですが、かの蜷川幸雄が本家?ギリシャ・アテネの野外劇場?でやったのが映像化されています。

もう一つ、シアター・コクーンでやったものもDVDででています。

個人的には活字の戯曲に触れた時の方が衝撃的でした。。

ドラマ劇的構成を学ぼうとはしたのですが、、、


さて、トラックバックというシステムがよく理解出来てないのですが、関係のないものがつくようなので、

トラックバック拒否とさせて頂きます。


下に書いた「泣いてたまるか」の1話。脚本:山田太一、監督:今井正の作を見た。

これはもうシリアスドラマでした。軍歌が復活、流行していたという時勢、背景があったそうだが、

軍歌好きの上司、どうしても軍歌を唄う気になれない部下、クライマックス、渥美清が上司に命じられ、

軍歌を唄うシーンの凄さ。。西村晃の死にゆく兵隊。。「真空地帯」を思い出したが、、、

山田太一の「泣いてたまるか」はこれ1作だそうで、まだ30才代だったそうだ。後年の山田ドラマの特徴も見られました。さて、戦争・軍隊を引きずり、といえば、

男たちの旅路 第1部-全集- を思い出す。。

これまたDVDに。。。


つなみに、↓に書いた、渥美、今井の「ああ、声なき友」の原作は「遺言配達人」だったか、、

やはり戦争にまつわる話しこちらは、ビデオも廃盤か???



「泣いてたまるか」シナリオ復刻委員会
泣いてたまるか 1 、2、2冊で発刊予定だそうだ。
DVDは、知らなかったが、書店でDVDマガジンの形で発行中です。
全52話。テレビで昭和40年代に放送されたもの。渥美清は、毎回、役柄も話しも違う作品に、すべて主役を努めている。 30分もの、という記憶があったのだが、1時間の1話簡潔のシリーズ。
共演陣も、今から思うと、豪華。脚本、監督も贅沢な顔触れが揃っている。こりゃ、、凄いわ。。
ちなみに、10/18に発行DVDには,脚本:山田太一、監督:今井正という話しが収録とか。。
渥美清、今井正といえば、あゝ声なき友 がある、渥美が製作に関与したという映画。。

橋田寿賀子、野村芳太郎、早坂暁、森崎東、井手雅人、深作欣二、鈴木尚之、山田洋次。。。。


シナリオもだが。

これは遅ればせながらDVDも全巻、ほしくなった。


中島 みゆきの2/2(にがぶんのに) が映画になったそうで、既に公開されているところもあるが、当地では公開まち。。。
夜会 VOL.7 2/2 という舞台と音楽を融合したライブが先で、これの小説化である。
夜会は年に1度、年末にシアターコクーンというところで、連続公演されていました、10年で1度、区切りを付けたのだが、
また、再開された。次回は前回のレパートリーの再演だそうだ。場所も変って、東京と大阪で。。。
なかなか手にないチケットで、私は1度だけ、これだけの為に上京したことがあります。
夜会 VOL.6 シャングリラ の時でした。

なんて、書いている私は、ディープ?な中島みゆきファンです。プロジェクトXとか。Dr,コトーしか知らない、

あなた、「生きていてもいいですか」というアルバムを聞いてみてください。私はデビュー以来、聞いてますが、

これで決定的になりました。

映画については改めて。


偶然でしょうあ、↓のようなことを書いてたら、乱歩地獄 という新作映画が公開されるとか。

4作品のオムニバスということだが、いいのかなって感のラインナップ。


いいのかなあ、、、、?

またまた戻ってますが

「黒蜥蜴」 がありましたね。リンク先はテレビ作品ですが、
舞台で、あの、三島由紀男が脚色したもの。
美輪明宏が黒蜥蜴で、何度も上演されている。榎木孝明が最新の明智、か、
これ、2度、映画になってたと思います。1度は、美輪(当時「丸山」でしたっけ)明宏で、深作欣二監督で。
もう一つは、三島の戯曲を、新藤兼人が脚色。井上梅次監督で、全編ミュージカ風の作品でした。こちらは京マチ子、大木実、主演。

天知茂、多分、新東宝に入ったばかりのころか、「一寸法師」というのにも出てました。

なんせ、エログロB級路線の作品。。。監督は溝口健二の助監督をした人だったようなのですが。。。

ある映画監督の生涯 の中で「溝口の背中を流した」と証言してました。

「これで終わり」といって、終わらないのが、映画界の常識(笑)。。ジェイソンは生きていた! てか、、、

そういえば、トラックバックステーションに{作らない方がよかった続編」というのがありましたっけ。。


テレビドラマデータベース というWEBがあります。↓の東京メグレ~は78年の放送だそうで。

でも、「~警視」ではなく、「~警部」になってます。(シムノンの原作はメグレ警視ですよね。)

主題歌も違うものがあげられてました。記憶が違うのかなあ?



さて、ミステリーには、映画もですが、法廷ミステリーというのもありましたね。。

これについて触れてないんだ。いろんなジャンルにかんしても、

続けるかな? でも↓の{推理小説作法}をよめば、多少、古いですが、網羅されていますよ。

概略ですが。