『石狩挽歌』 その2 なかにし礼の詩 | 大地の里blog

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北の大地から、徒然なるままに・・・

 昨年、11月24日のトークセッションでなかにし礼はこんな詩を朗読した。

「平和の申し子たちへ!泣きながら抵抗を始めよう」その2

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ああ、若き友たちよ!
巨大な歯車がひとたびぐらっと
回り始めたら最後
君もその中に巻き込まれる
いやがおうでも巻き込まれる
しかし君に戦う理由などあるのか
国のため?大義のため?
君は銃で人を狙えるのか
君は銃剣で人をさせるのか
君は人々の上に爆弾を落とせるのか
若き友たちよ!
君は戦場に行ってはならない
なぜなら君は戦争にむいてないからだ
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今日は通院日、帯広にいく。メーンの国道はすっかり乾いているが一歩わき道に入ると融雪の塊でぐしゃぐしゃである。明日はまた暴風雪が舞うという。春はまだか。