夏目漱石が英語教師で熊本にいた頃に多くの作品を残してますが、その中で熊本市内から河内(かわち)町を経て、玉名市天水(てんすい)町の小天(おあま)温泉ヘ旅する話が「草枕」ですね。
今回はお昼を峠の茶屋で食べるべく、天水側から熊本市街地を目指しました。
菊水ICから玉名市の高瀬大橋ヘ菊池川沿いに走り、そのまま天水方面を目指します。
そのまま進めば、漱石が泊まった那古井館(なこいかん)がありますが、市役所天水総合支所方面に左折し、ループ橋を越えるとトイレがある展望所へ。
ここからの眺望がなかなか(^^)
雲仙普賢岳がよく見えました。
そこから走ってまっすぐくまもと市街地側にある野出峠の茶屋公園へ。
峠の茶屋入口
草枕の第2小節冒頭の「おい」の一節が刻まれてます。
また、俳句は旅で出会った馬5,6頭のことを句にしたもの。
平成3年に河内町が熊本市に編入される前に句碑が建てられた。
昼食はだご汁定食。
頼んだ人数分(二人前)が鍋に入れて来ました。
定食には小鉢とごはんがつき、このときは粟ごはんと筍ご飯。
食べたあとは店内を通り抜けて峠の茶屋ヘ。
漱石が雨に降られて飛び込んだ茶屋を復元。
婆さんはいませんが、管理員の女性の方がお出迎え^_^
書など、実物ではありませんが展示があります。
山中にある雰囲気
実際の峠の茶屋は復元建物の上にあります。
井戸
峠の茶屋は井戸の脇にありました。
碑だけが建っています。
つづいて、漱石が歩いたという石畳の道へ。
峠の茶屋から3キロくらいでしょうか。
しばらく歩きます。
ときおり、竹が弾ける音が響きます。
美しい道です(^^)