日本三大火祭りの1つに数えられている鬼夜に行ってきました。

 

鬼夜は元旦から1月7日深夜まで行われる五穀豊穣、災難消除等を願う祭りで、1600年ほどつづく火祭りです。

367年1月7日に玉垂命タマタレノミコトが賊を松明6本で照らして成敗したのが始まりだそうです。

 

1月7日夜がクライマックスで、神事の後、松明を燃やし境内を廻り、その火の粉を浴びると無病息災で過ごせる、ということになっています。

 

 

19時過ぎに締め込み姿の若衆が提灯を掲げ松明を持って玉垂宮裏の玉垂公園にに集まってきました。

 

 

 

 

 

その後19時半から行われたお汐井汲みという神事を終え、若衆が神社境内に入ってきました。

若衆は6つの地域ごとに隊列を組んで、境内を2往復。

 

 

 

 

 

手々振 てでふり という提灯を先頭に松明行列がつづきます。

ときおり火の粉が舞います。

 

 

 

 

行列が境内に入り終わり、全ての灯りが消されて神事が始まりました。

暗闇で行う習わしだそうです。

 

境内には出店も多数出てまししたが、その灯りも消されました。

暗いので懐中電灯等を点けて歩いていた人もいましたが、神事なので灯りを消すよう注意されてました。

 

 

その暗闇を待つことしばらく、20時45分になり、太鼓や鐘の音を合図に松明が6本の大松明前にいよいよ点火。

 

 

 

 

 

けっこうな勢いで火が燃え上がります。

 

 

 

 

 

見てた位置は6番目の松明側です。

 

 

 

 

 

 

 

美しい。

 

 

 

 

 

 

火の勢いが増していきます。

 

 

 

 

 

天狗面姿の男が現れ、太刀を振ってもう一方と立ち会っているようなのですが、よく見えません。太刀の輝きは見えました。

 

 

 

 

 

 

祭りが進む中、火がもっと勢いよく燃えるように縄を切るため、若衆が松明に登ります。

 

 

 

 

 

 

 

炎の勢いがさらに増していきます。

 

 

 

 

 

 

大松明は長さ13メートル、直径1メートル、重さ1.2トン。

 

 

 

 

 

松明の後ろに回ってみました。

 

 

 

 

 

 

若衆が火のそば。

 

 

 

 

 

縄を切ったことで火の勢いが増したことが、他の松明と比べたらよくわかります。

 

 

 

 

 

撤収もたいへんそうです。

 

 

 

 

 

 

火の暖かさがよく伝わる位置で観ます。

 

 

 

 

 

 

 

松明を支える細い棒が見えます。

これはカリマタというそうです。

 

 

 

 

 

カリマタを持った若衆が松明のそばに大勢控えていました。

 

 

 

 

 

松明が動き出しました。

 

 

 

 

 

 

楼門前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本殿横に松明が集まっています。

 

 

 

 

 

 

本殿の周りを回ると聞いてましたが、まだまだかかりそうです。

 

 

 

 

 

 

祭りはまだまだつづきますが、我が家は22時を廻ったところで撤収しました。

 

思ったほど寒くなくて、祭りをゆっくり楽しめました。