真夏の暑い盛りにハマったハードロックフィッシュではあるが。
さすがに10月末ともなると、風が冷たい。
それでも川内沖堤防の上にいる辺り。
何とも言えない自分である。
さて本日は、またも師匠の新弟子Tさんもご同行。
元気いっぱいの女性である。
短パンに黒いレギンスで決めてくるTさんから釣りのニオイは微塵もしない。
同船していた釣り人のオジサマ方が
「ホントに釣りするの?」
と、驚きを隠せないのも仕方なし。
釣りガールが増えている昨今。
オシャレに釣りをする女性がいることは大変好ましいことである。
つまり何が言いたいかと言えば。
若いって素敵だな。
という事で。
恰好よりも寒さ対策を重視しているあたり自分の歳が浮かばれる。
まぁ、それはそれとして。
本日も元気に釣り始動である。
静かに夜が明けて太陽が顔を出してくる・・・と思いきや。
本日は曇り空。
なかなか温かい陽射しを届けてはくれない。
それでも白々と明るくなって来れば。
意気揚々と釣りを始めるのが我らである。

さてまずは。
第一投。
ユルユルと流れ落ちていくラインを眺めながら。
今日の海の様子を探る。
思うよりも潮の流れはない。
釣りやすい環境である。
いつものようにワームをジリジリ上げて下げてを繰り返すも。
なかなかアタリに出逢わない。
いや、ちょっと厳しいなぁ。
いつもならすぐにアタリがでるのであるが。
狙いは根魚である。
回遊してくる魚とは違い、居付いている魚がほとんど。
流石に個体数も減ったのかもしれない。
なかなか誰一人声をあげない中。
初めて声を上げたのはTさんだ。
「うわーなんかいるー!!!」
日もすっかり明けて、海中の様子がみえるようになったためだろう。
「なんかスゴイ大きいのがたくさんいるんですけどー!」
驚いて叫んでいる彼女の元へ師匠が近付き一言。
「ああ、これがウスバハギ」
そう、またあの強敵がいたのである。
「これがウスバなんですか?」
カワハギみたいな魚としか道中伝えてなかった為
もう少し可愛らしい姿を想像していた彼女。
目を点にした初々しい反応にこちらも頬が緩んでしまう。
さて、あちらこちらに強敵が姿を現し始めたようで。
「うわー!うわー!」
ラインを切られまいと必死の攻防をする声がひっきりなしに轟く堤防。
これはこれで楽しいが。
やはり釣れなければ、気持ちが下がるというもので。
「よし、退治しますか」
颯爽と師匠が一本のタックルと爆弾仕掛けを取り出した。
そう、今回はウスバハギ対策も準備万全なのだ。
仕掛けは凄く単純だ。
何個も針の付いている爆弾仕掛け。
通常ならダンゴ一個の中にすべての針を隠すのだろうが。
今回はすべての針に一個ずつ小さ目の団子をつけていく。
それをポトリと海中に落とすのだ。
ドングリウキをつけているが、これは棚を合わせる為のみ。
なにしろ見えているのだ。
海面スレスレを悠々と群れを作って泳ぐ彼らが。
ダンゴに近付いてつくじる様が。
ダンゴを食ってるとこで竿を立てて合わせれば
簡単に水面に顔を出す。

そう、もう針が掛かったのだ。
そこから彼らが慌てて抵抗するのだが。
針のついているハリスを切られれば
彼らの勝ち。
サクサク巻き上げて堤防にぶりあげてしまえば。
我らの勝ち。
立派な魚体が堤防に姿を現すのだ。
敵としては厄介な彼らだが。
食せば大変美味な魚である。
釣りの対象になれば、有難い限りである。
「あーーー!」
Tさんがウスバ釣りに挑戦中である。
「わー外れたーー!」
彼らとの攻防を繰り広げている様が微笑ましい。
「ウスバ、こっちにいるよー!」
ウスバの群れをあっちこっちと追い続けてようやく彼女が勝利を納める。
「やったーーー!」
「やったねー」
ズシリと重たいその手応えに満面の笑みの弟子。
師匠も教えがいのあるというものであろう。
コツさえ掴んでしまえば先程まで苦戦していたのが嘘のように
簡単に釣り上げていく。
本命で埋め尽くす予定だったクーラーが
気付けばウスバハギでいっぱいである。

「本命行こうよ、本命!」
釣れる釣りは楽しいが。
やはりここは本命を持って帰りたい。
ウスバたちも散り散りにいなくなった隙をついて
ロックフィッシュ狙いに戻れば。
「きたーーー!」
掛け声と共に釣り上げたのは、やはり師匠。
しかもキジハタ。
流石である。
負けてなるか。
一人静かに闘志を燃やして、丁寧に底を探っていく。
ググッ。
突然訪れたアタリに慌ててガッと竿を合わせれば
グイグイッ。
なんともはや心地よい感触が手に伝わる。
とにかく巻く。
ゴリゴリ巻く。
魚のズシリと重たい手応えを手の中に感じながら
ゴイゴイ巻き続ければ、ブワリと浮かぶ赤い魚体。
「キタ!アカハタ!」

やはり、ロックは面白い。
しかもこれが美味だから堪らない。
キレイな魚体を堤防にあげれば、感動もひとしおである。
これこれ。
これを味わいにここにきているのである。
その後もポツリポツリと釣果を上げて。
全員安打とホッと一息。

実は一番ロックフィッシュを掛けたのはTさん。
しかしながら、根に潜られて上げきれないことシバシバ。
瞬発力と力が必要な釣りである。
今度は彼女にハイギアでパワーのあるリールで挑戦してもらえば
釣果が上がることは間違いないだろう。
「また来たいです!」
「リベンジしようね」
楽しんでくれた笑顔にこちらも自然と笑顔になる。
若さって、初々しいっていいなぁ。
などとしみじみと思うアタリ、自分の年齢が・・・。
まぁ、それはそれとして。
幅広い年齢や性別問わず多くの人間が楽しめるアタリ
釣りの素晴らしさを実感する訳である。
釣りって、いいなぁ。
その気持ちがまた海に向かわせるのであるから
年中釣りをしているのも
仕方のないことなのである。

さすがに10月末ともなると、風が冷たい。
それでも川内沖堤防の上にいる辺り。
何とも言えない自分である。
さて本日は、またも師匠の新弟子Tさんもご同行。
元気いっぱいの女性である。
短パンに黒いレギンスで決めてくるTさんから釣りのニオイは微塵もしない。
同船していた釣り人のオジサマ方が
「ホントに釣りするの?」
と、驚きを隠せないのも仕方なし。
釣りガールが増えている昨今。
オシャレに釣りをする女性がいることは大変好ましいことである。
つまり何が言いたいかと言えば。
若いって素敵だな。
という事で。
恰好よりも寒さ対策を重視しているあたり自分の歳が浮かばれる。
まぁ、それはそれとして。
本日も元気に釣り始動である。
静かに夜が明けて太陽が顔を出してくる・・・と思いきや。
本日は曇り空。
なかなか温かい陽射しを届けてはくれない。
それでも白々と明るくなって来れば。
意気揚々と釣りを始めるのが我らである。

さてまずは。
第一投。
ユルユルと流れ落ちていくラインを眺めながら。
今日の海の様子を探る。
思うよりも潮の流れはない。
釣りやすい環境である。
いつものようにワームをジリジリ上げて下げてを繰り返すも。
なかなかアタリに出逢わない。
いや、ちょっと厳しいなぁ。
いつもならすぐにアタリがでるのであるが。
狙いは根魚である。
回遊してくる魚とは違い、居付いている魚がほとんど。
流石に個体数も減ったのかもしれない。
なかなか誰一人声をあげない中。
初めて声を上げたのはTさんだ。
「うわーなんかいるー!!!」
日もすっかり明けて、海中の様子がみえるようになったためだろう。
「なんかスゴイ大きいのがたくさんいるんですけどー!」
驚いて叫んでいる彼女の元へ師匠が近付き一言。
「ああ、これがウスバハギ」
そう、またあの強敵がいたのである。
「これがウスバなんですか?」
カワハギみたいな魚としか道中伝えてなかった為
もう少し可愛らしい姿を想像していた彼女。
目を点にした初々しい反応にこちらも頬が緩んでしまう。
さて、あちらこちらに強敵が姿を現し始めたようで。
「うわー!うわー!」
ラインを切られまいと必死の攻防をする声がひっきりなしに轟く堤防。
これはこれで楽しいが。
やはり釣れなければ、気持ちが下がるというもので。
「よし、退治しますか」
颯爽と師匠が一本のタックルと爆弾仕掛けを取り出した。
そう、今回はウスバハギ対策も準備万全なのだ。
仕掛けは凄く単純だ。
何個も針の付いている爆弾仕掛け。
通常ならダンゴ一個の中にすべての針を隠すのだろうが。
今回はすべての針に一個ずつ小さ目の団子をつけていく。
それをポトリと海中に落とすのだ。
ドングリウキをつけているが、これは棚を合わせる為のみ。
なにしろ見えているのだ。
海面スレスレを悠々と群れを作って泳ぐ彼らが。
ダンゴに近付いてつくじる様が。
ダンゴを食ってるとこで竿を立てて合わせれば
簡単に水面に顔を出す。

そう、もう針が掛かったのだ。
そこから彼らが慌てて抵抗するのだが。
針のついているハリスを切られれば
彼らの勝ち。
サクサク巻き上げて堤防にぶりあげてしまえば。
我らの勝ち。
立派な魚体が堤防に姿を現すのだ。
敵としては厄介な彼らだが。
食せば大変美味な魚である。
釣りの対象になれば、有難い限りである。
「あーーー!」
Tさんがウスバ釣りに挑戦中である。
「わー外れたーー!」
彼らとの攻防を繰り広げている様が微笑ましい。
「ウスバ、こっちにいるよー!」
ウスバの群れをあっちこっちと追い続けてようやく彼女が勝利を納める。
「やったーーー!」
「やったねー」
ズシリと重たいその手応えに満面の笑みの弟子。
師匠も教えがいのあるというものであろう。
コツさえ掴んでしまえば先程まで苦戦していたのが嘘のように
簡単に釣り上げていく。
本命で埋め尽くす予定だったクーラーが
気付けばウスバハギでいっぱいである。

「本命行こうよ、本命!」
釣れる釣りは楽しいが。
やはりここは本命を持って帰りたい。
ウスバたちも散り散りにいなくなった隙をついて
ロックフィッシュ狙いに戻れば。
「きたーーー!」
掛け声と共に釣り上げたのは、やはり師匠。
しかもキジハタ。
流石である。
負けてなるか。
一人静かに闘志を燃やして、丁寧に底を探っていく。
ググッ。
突然訪れたアタリに慌ててガッと竿を合わせれば
グイグイッ。
なんともはや心地よい感触が手に伝わる。
とにかく巻く。
ゴリゴリ巻く。
魚のズシリと重たい手応えを手の中に感じながら
ゴイゴイ巻き続ければ、ブワリと浮かぶ赤い魚体。
「キタ!アカハタ!」

やはり、ロックは面白い。
しかもこれが美味だから堪らない。
キレイな魚体を堤防にあげれば、感動もひとしおである。
これこれ。
これを味わいにここにきているのである。
その後もポツリポツリと釣果を上げて。
全員安打とホッと一息。

実は一番ロックフィッシュを掛けたのはTさん。
しかしながら、根に潜られて上げきれないことシバシバ。
瞬発力と力が必要な釣りである。
今度は彼女にハイギアでパワーのあるリールで挑戦してもらえば
釣果が上がることは間違いないだろう。
「また来たいです!」
「リベンジしようね」
楽しんでくれた笑顔にこちらも自然と笑顔になる。
若さって、初々しいっていいなぁ。
などとしみじみと思うアタリ、自分の年齢が・・・。
まぁ、それはそれとして。
幅広い年齢や性別問わず多くの人間が楽しめるアタリ
釣りの素晴らしさを実感する訳である。
釣りって、いいなぁ。
その気持ちがまた海に向かわせるのであるから
年中釣りをしているのも
仕方のないことなのである。
