こんばんは。

 

最近なかなかブログの更新ができていませんが、八代亜紀さんの訃報を受け、ブログのアクセス数が急増しました。ブログ初期の投稿へのアクセスも多く、影響力の大きさを感じています。

 

私の場合、入院初日に追加で調べていた抗MDA5抗体の結果が大学病院に届き、基準値上限32に対して450と陽性であることが分かりました。450という値は基準値を振り切ってはいますが、なかには桁が1つ違うくらい高値の方もいらっしゃいます。

 

幸い比較的早く治療を開始することができましたが、その分そこから好転するのか急性増悪するのか、しばらくは生と死の間の帰路に立たされているような気分でした。私以上に担当の先生には緊張が走っていたようでした。今でもその時のことを思い出すと何とも言えない気持ちになります。

 

抗体値検査の保険適用開始、3剤治療での標準治療の確立を経て、免疫グロブリンやリツキシマブ併用の選択肢も加わり、昔より救命率が上がっているはずなのに、ただただ残念です。

 

コロナワクチンの接種に絡めてこの病気のことを語る投稿を見かけました。私は医者ではないので否定も肯定もしませんが、個人的には、免疫が反応する事象、例えばウイルス感染、紫外線暴露、怪我や手術などは膠原病を誘因する可能性があり、それに加えてさまざまな条件が合った時に発症に繋がると理解しています。コロナワクチンの接種で発症する可能性もあれば、コロナに感染して発症する可能性もあり、人によって何に過剰反応しやすいか、ということも影響するかもしれません。

 

免疫機能はとても複雑でまだ解明されていないことがたくさんあります。これから研究が進んで、より多くの命が助かるようになること願っています。