待機日から一夜明けました。無事、朝を迎えるとほっとします。発症から4日目、関節痛は引き続きありますが、熱っぽさは少し治まってきた様子。一方、咳込みが強くなっています。寛解状態ですが、間質性肺炎があるので咳はヒヤッとします。朝の体温は37度くらいでした予防

 

朝一、保健所から電話がありました。前日の担当者とは別の方でしたが、きちんと引継ぎがされていたようです。これから大学病院に受け入れできるか確認すること、必ずしもその日に入院できる保証はないこと、仮に入院できることになった場合には一時間後にお迎え、ということもあるので、入院の準備だけはしておいて欲しいことを伝えられました。

 

祈るような気持ちで待っていると、11時頃、保健所から再度連絡がありました。希望していた膠原病内科の通院でお世話になっている大学病院への入院が決まりました泣き笑い保健所からなかなか連絡がこない、などと聞くこともあり、どうなることかと心配しましたが、私の場合はスムーズに入院が決まりました。保健所の担当の方々も、疲れをみせずに親身になって話を聞いてくれて心強かったです。最初にかかったクリニックで検査結果がすぐに出たこと、ハイリスク患者として保健所に届出をしていてくれたことも大きかったと思います。当然ながら、感染時期、病床の逼迫状況によっても違うのでしょう。

 

搬送の車は保健所が手配してくれます。自分で手配するものだと思っていたので、ありがたい!携帯に「到着しました」と連絡がきて、急いででていくとマンションの前に小さめのワゴン車が止まっていました。窓は確か黒塗りだったと思いますが、前から見ると運転手はマスク、フェイスシールド、エプロンなど、「いかにも」ないでたちです驚き周りの目が気になり、急いで飛び乗りましたあせる

 

運転手さんに名前を告げて「よろしくお願いいたします」と伝えると「携帯の充電器はお持ちになりましたか?」というなかなか時代を反映した質問が…。忘れる人が多いのかしら?車は下道を走っていたので、到着まで1時間強かかりました。途中、熱が上がってきたのか、気分が悪くなってしまい座っているのがきつかったですが、14時過ぎに無事病院に到着しました。

 

到着先では先生とレントゲン技士の方かな?が待機していました。早速、白いビニールシートのようなものに包まれた車いすにのりかえ、指にはパルスオキシメーターを装着して、チャックを閉められ密閉状態。目線の部分は透明になっていたので、かろうじて外が見えます。荷物はビニール袋にいれて、運んで頂きました。この状態どっかで見た覚えがあるな、と思っていましたが、未知なるウイルスに感染した人間を車いすで運ぶ様子は、まさにこんな感じ…。

 

*写真、お借りしました。

 

検査&治療に続きます…。