夫が出掛けていた土曜日の夜。

一人でやることも特に無いので、録画した映画でも観る事にした。



夫が録っていた「モンタナの風に抱かれて」

何の知識も無しに見始めた。



夫婦の関係、母と娘の関係、母の突飛すぎる行動でいつしかそれらの関係が少しずつ変わっていく。



ニューヨークから遠く離れたモンタナまで女一人で馬をコンテナに乗せて車を運転し目的を果たす為に行動する母親の姿には感動する。



モンタナにいた馬を癒す男性との出会い、日々を重ねて母親の心も変化していく。


その男性役、誰かなぁって思って観ていたが、

「あ、ロバート・レッドフォードだ!」








大きい画面で観たレッドフォード、そして久しぶりにお顔を観た。


私が何本か観た映画は随分昔だから若い顔の印象しか覚えていなかった。

だからレッドフォードと認識するまで少し時間がかかった。



年を重ねたお顔。

顔に刻まれたシワ。

なんて愛おしいのだろう。


若く輝いていたあの頃よりもずっと素敵だと思う。


そう思えるのは私も年を重ねたせいだろう。

最後に良い顔になれるように…そう思う。