12月27日(水)午前には夫は帰ってきた。
18日の早朝4時前、お腹と背中の激痛に耐えながら夫は車を運転して救急外来へ行きそのまま入院になった。
なぜ私を起こさなかったか。
私は十何年ぶりかの風邪をひき微熱と喉痛で前日から寝ていたから。
夫は「行ってくるね」と声をかけて出ていった。
あの日から11日ぶりに無事退院となった。
退院したその日は用心して夕飯はうどんの煮込みにした。
病院生活で小さくなった胃にはいつもの量は入らなかった。
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民生.児童委員を務めている夫に、会長さんから退院祝いの花束が届き感激。
年に何回かしか会えない二男が仕事の帰りに実家に寄ってくれた。退院した父親の顔を見るために、お疲れさまとおめでとうを言うために。家族全員揃う事は殆ど無い。
二男の車で外食へ。
二男は小さい頃から長い間、闘病が続いたせいかどこか達観したところがある。
言葉は少ないけれど心の深いところに愛がある。
完治はしない病気なので、いつも不安はあるはずなのだが自分なりの折り合いを確りとつけている。
70才を過ぎた私達夫婦もいつ何があってもおかしくない。
来るものは拒まず(拒めず)、過ぎた事は忘れよう。
そして一年が終わる。
お雑煮作りの匂いに何となく幸せを感じる。