あー!どうしてそんなこともやってくれないの!

家庭でふとした時に起こる会話。

多くの場合は名もなき家事からきているかもしれません。

 

今回は、少しイラっとさせる名もなき家事について、男性にやってほしいTOP5を自分なりにまとめてみました。

 

 

 

 

名もなき家事とは?

「名もなき家事」の考え方は、2016年に大和ハウス工業の社員の方が名付けた「名前のない家事」のことを指すようです。

詳細な定義としては、大和ハウスの公式ページに書かれています。

 

「炊事」「洗濯」「掃除」とは違い、はっきりとした名前がつかない家事のこと。たとえば「食べ残しを冷蔵庫にしまう」「ごみ袋をセットする」「トイレットペーパーを補充する」など。名前はついていないけれど、誰かがやらないといけない、大切な家事のことです。

引用:大和ハウス 家事シェアアカデミー

 

確かにどれも明確な名前のない家事ですね。

私の実家はザ・昭和の家庭でしたので、このような名もなき家事をこなすのは母親がメインでした。

これは母親が家事に詳しいという話ではなく、父親が家事に全くの無知だったというだけです。

「家事無知」って「ガチムチ(マッチョを指す俗語らしい)」と似てますね。

 

 

話が乱れ、失礼しました。

 

 

平成そして令和になるにつれて、日本でも男女でそういう差を生み出さないように色んな活動がなされていますが、まだまだ浸透しきってない現状が「名もなき家事」という言葉に隠されていそうですね。

 

この名もなき家事について、ここから具体的なところをさらに見ていこうと思います。

 

 

 

男性にしてほしい名もなき家事のベスト5  

大和ハウスのランキングでは、名もなき家事ランキングがこのようになっていました。(※3位以下省略)

 

【3位】 トイレットペーパーの補充・交換

 

【2位】玄関で脱ぎっぱなしの靴の片づけ・下駄箱へ入れる/靴を揃える

 

【1位】裏返しに脱いだ衣類・丸まったままの靴下をひっくり返す作業

 

引用:大和ハウス 家事シェアアカデミー

 

ぐうの音もでないほど、納得のラインナップです。

他にも調べていくとたくさんあるのですが、個人的に男性にやってほしいであろう名もなき家事トップ5をまとめてみました。

 

 

【第5位】食事の献立を考えること

料理男子も増えてきた現代ですが、料理は彼女・妻・母親という方も多いのではないでしょうか?

小さいころ、「何食べたい?」と聞かれても「なんでもいい!」と答えてました。

「なんでもいいが一番困るんだ!!」と鬼の形相をした母親の顏が今でも忘れられません。

 

私は今になっては料理が好きですが、社会人になってようやくといったところです。

料理が好きというと色んな誤解を招くのでそれも記事にしたことがあります。よければご覧ください。

(「得意料理は?」と聞かれても・・・。名のない料理が得意だと答えたい。)

 

自分で料理をするようになると、献立やメニュー知識もふえるので、アイディアが出しやすくなるかもしれません。

 

「何でもいい」はとにかくNGです。

 

 

【第4位】食べ終わった後の食器をシンクまで運ぶ

5位に続き、食事に関する名もなき家事をランクインさせてみました。

 

1人暮らしだと全部自分にふりかかってくるので、なかなか意識がない方もいると思いますが。

同棲・結婚をしている友達は、意外とこの片付けで小さなケンカが起こるそうです(笑)

「なぜ食べた後の片付けもできないんだ」「2~3メートルものを動かす力もないのか」「私は店員ではないぞ?」という言葉が飛んでくるそうです。

 

想像すると恐ろしい話ですが、それだけやってほしいという思いがあるということでしょうか。

 

 

【第3位】リモコンや文具などをもとの場所に戻す

モノが増えてきている時代だからこそ、使い終わったらそのままにしてしまう、なくなったら新しいもの買えばいいというような考えの方も多くいらっしゃるかと思います。

僕は関西の血もあってか、「もったいない精神」があるので、長く使い続けるタイプですが、片付けは苦手です。

 

特にテレビのリモコン、爪切り、はさみ、印鑑など使ってなんとなくそのあたりにおいてしまう癖がありました。

実家にいる際は、知らぬ間に母親が片づけてくれてましたし、彼女がいたころはしれっと彼女が片づけてくれてたんだなと思います。

 

ただ、これって自分で片づけてないので次に使うときに聞かないとわからないんですよね。

それでまた相手をイラっとさせてしまいますので、よく使うものこそ男性が率先して片付けた方がいいかなと思います。

 

 

 

【第2位】裏返しに脱いだ衣類・丸まったままの靴下をひっくり返す作業

これは大和ハウスのランキングにもありましたが、こちらにもランクインさせてみました。

洗濯の仕方自体、人によってこだわりがでてくるので、あまり口出しするのも良くないなと思って男女・夫婦のどちらかに偏りがちなんですかね。

 

かくいう僕も、実家にいるときは靴下や衣類をひっくり返す作業は毎日のように言われてました。

特に靴下とかは片方は裏返し、片方はそのままというなんとも挑発的な置き方をしていたことを思い出しました。

お母さん、ごめんさない(笑)

 

 

【第1位】お風呂や洗面台の排水溝に溜まった髪の毛を取り除く

これはほんとに目に見えない家事です。

1人暮らしを始めてからよくわかりましたが、風呂の排水溝ってあんなにすぐ詰まるんですね(笑)男だし髪の毛なんてそんな詰まらないだろうと思っていたんですが。

 

水回りは特に目に見えてわかりにくいところなんですが、女性の方が意外と目につくところですよね。

なので、男性にやってもらいたいという気持ちが特に強くなってくる部分かなと思います。

 

実家でそんなことを感じたことがなかったので、これは母親が定期的に掃除をしてくれていたからだと感謝の気持ちがこみ上げてきます。

 

ありがとう、お母さん。

 

 

名もなき家事に男女は関係ない

名もなき家事の個人的TOP5をまとめてみました。

僕は結婚もしてなければ、彼女と同棲しているわけではないので、実家にいた頃を思い返していました。

 

あれもこれも心にグサッと刺さるものばかりなので、途中で泣きそうになっていました。

名もなき家事が家事を支えているのだなと感じたくらいです、

 

名もなき家事についてどんなものがあると色々調べてみましたが、結論「男女関係ない」というところです。

当然の話なんですが、、、

 

まだまだ昭和の文化も引き継がれている時代。

男女に関係なく、名もなき家事をこなしていきたいと思います。

 

名もなき家事を面白おかしく表現した書籍もありましたので、乗り気にならない方は是非ゲーム感覚で取り組むこともおすすめです。

(書籍:「やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。」)

 

 

次回もお楽しみ♪