今回は「リーダー」ということに関して自分の仕事を振り返ってみようと思います。

 

 

 

 

 

 

リーダーは部下を引っ張ることが仕事ではない

リーダーとは何か?


 

 

社会人8年も経つと、社内や研修会でリーダーとは何か?といったような会話がよくある、気がします。

これまであまりリーダーっぽい立場をとってこなかったのですが、

部活や会社の先輩を見てきて、リーダーのイメージはなんとなくあります。

 

 

リーダーとは仕事ができる人

リーダーとは部下をひっぱる存在

リーダーとは上に立って部下を指示する存在

 

 

と、まぁそんなところです。

 

自分のキャラ的に部下にはなめられる傾向があったので、「リーダーになる人は威厳のある人だ」という思い込みもありました。


 

実際に、自分がリーダーという立場になってみて、イメージした通りのリーダーになろうと思って仕事も頑張ってきました。



 

ただ、なってみてわかったことですが、僕がどれだけ引っ張っても、指示しても、仮に仕事ができたとしても、

実力のある部下は勝手にやるし、できない部下はいつまでもついてこないし、成長しませんでした。


 

先頭に立ち、部下を引っ張り、自分も仕事ができれば、自分の中で理想的なリーダーと呼べるものになっていたはずなのに。


 

「リーダーとは何か」というような問いには、なんだかモヤッとした感覚が残ります。

 

 

 

ベーシックで学んだリーダーの存在とは

僕は仕事で色んな本を読んだり、研修会に行ってきたりしましたが、自分の仕事の指針みたいなものになっているのは、ベーシックという研修です。


 

「リーダー」という視点で、改めてベーシックで学んだことを振り返っていましたが、僕が思い出せる範囲では、特にリーダー論的な話がなかったようです。


 

でも、いつもベーシックを振り返って見たときに気づくことがたくさんありました。

だから、何かヒントがあるはず。


 

これまでベーシックで学んだ、成功の原理原則についても一部を記事を書いてきました。

自分の求めているものをちゃんと明確にしたり、自分の気持ちに正直になってみたり、バディシップで相手を信じることも大事だよなと感じたりと。

 

 

すべてリーダーに関わることだなと思いながら、でもなんとなくイメージができないのでしっくりきませんでした。

まぁしっくりきてたらこんなに悩んでないんですけどね(笑)


 

ベーシック3日間の色んなことを振り返りながら、ふと研修講師をしていた松田友一氏の姿を思い返したときに、

 

リーダーの存在は、講師の松田友一氏の姿に現れている気がすると、ふと思いました。

 

 

 

自分の目標が明確に決まっている姿

研修受講生の1人1人の成長のためを思った行動と選択

自分自身をもっと高めていこうと奮い立たせられる気概

 

 

 

もし仮に、今の仕事のチームのリーダーが松田友一氏だったとしたら、、、僕は緊張しながらもついていきます。

 

 

こんなに魅せられる人、一緒にいる人の気持ちを高めていける人がリーダーなのかもしれません。

 

 

 

部下が自らついていくリーダーに必要なものはたった1つ

実力のある部下は勝手にやるし、できない部下はいつまでもついてこない。

 

 

僕はこんな状況だったので、自分が仕事をする上では、部下をどうこうすることばかり考えていたのかもしれません。

 

これまでリーダーは一番発言権や実力のある人、学校でいうと生徒会長みたいな存在だと思っていました。

なので、自分の目から見て「コイツはできそうだ」「アイツはもっと指示してやらないと」と勝手な色眼鏡でみていたことになります。

 

 

自分で振り返っておきながら、今の部下たちに申し訳ない気持ちで、明日仕事休もうかな・・・って思ったくらいでした。

まぁそんなことをしても何も変わらないので、ちゃんと行きます(笑)



 

部下がどうこうではなく、どんな部下でも自分の見る目と関わり方で変化します。



 

自分の目標を周りよりも少しでも高く掲げて、自分のやっている仕事内容やお客さんとの関わりを姿でみせることで部下が育っていく。

 

部下が育つことで自分はもちろん部署やチーム全体の力が底上げされます。

 

リーダーに必要なことは、いい意味で自分の代わりになる、いやそれ以上の部下を育成していくことだと思います。

 

 

 

リーダーは引っ張るよりも、次のリーダーをどう育成するかが大事

リーダーは常に先頭に立ち、部下を引っ張っていくものだと思っていた中で、

過去に受講したベーシックを振り返って、自分以上の力をつけたリーダーを育成することだと気づくことができました。

 

 

一方で、自分以上の力を持ったリーダーが育成されていくと、自分の立場がおびやかされる、後輩が先に昇進してしまうんじゃないかと思うこともありました。

そういう会社も中にはあるかもしれませんが、結果から考えると、「優秀な人材を育成した側の力もすごい」と評価されるのが自然だなと。

 

 

あわよくば、部下があげた成果によって自分もちょっとばかし手柄をえられるんじゃないか・・・?!

そんなことを考えている間は、優秀なリーダーを育成できませんね(笑)


 

次のリーダーを育成していくには、今の年齢や実力にとらわれず、どんな人にもリーダーになって活躍できるという自分の心の広さ、器のでかさみたいなものが必要かなと感じます。

 

 

周りよりちょっと高い目標を掲げることができるのも、その人の器がちゃんとしてないと掲げられないと思いますし、心のせまーーい人には会社の仕事どころか、きっと仕事終わりのちょっと1杯にもついてきませんね(笑)

 

 

 

時間がたっても活きるベーシック

今回は、仕事におけるリーダーって何だろうというところから、今まで気づけていなかった「リーダーとは?」というモヤモヤの答えみたいなものに気づくことができました。

 

自分がリーダーという立場に立たなければ湧いてこなかった感情もあったので、仕事のポジションによってベーシックの見方も変わる、新しい体験ができたと思います。


 

 

ベーシックを受講したのはもう5年以上も前の話。


 

 

それでもなお、ベーシックで学んだこと・体験してきたことが実務で活かすことができていると考えると、受講してよかったなと思います。

今後は、自分が描いた理想のリーダーになること、そして、そんな自分の姿をみて活躍していくリーダーを育成していくこと。

 

 

 

それが仕事における目標です。

 


 

次回もお楽しみに♫