(長文感想・雑記)ハロプロ研修生発表会2014 春の公開実力診断テスト | 人生を無駄にするんじゃないブログ

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基本はハロプロを中心としたイベントやライブの感想ブログです。
他にも映画・読書・漫画・雑記等、も加える予定です。キーワードはとにかく思いついたら書いてみる事です。
最近は人生の岐路に立たされてるのでそれ系の内容も・・・。

「ハロプロの歴史とはエッグとキッズの歴史である」


という事で年に1度のハロプロ1のガチイベント、
<ハロプロ研修生実力診断テスト>に参加して参りました。

司会はお馴染みのさわやかゴロー兄さん
審査員には研修生のダンス講師のみつばちまき先生・歌の講師上野まりこ先生
さらに生タマゴ司会でお馴染みのシャ乱Qまことさん。
そして新たに半端ないASAYANオーラを放つアップフロントワークスの橋本慎氏
加えてスペシャル審査員として娘。OGの吉澤ひとみが万全の審査体制を敷きます。



そして、このイベントの最大の特徴と言えば、「客席も審査員」という事。
全メンバーが自分で選んだ曲と衣装でワンコーラスのパフォーマンスを行った後に、
「1番良かった」と思うメンバーに投票します。ここではいわゆる<推し>という概念は消え、
パフォーマンスを見ての判断になります。これこそが「ガチ」の所以(ゆえん)です。
アップフロント幹部も軒並み来ており、ガチで彼女たちの進退を左右します。


総勢26人の研修生は誰もが素晴らしかったです。
個々に差はあれど皆、「今持ちうる全力」をかけて挑んできているのが清々しいです。
流れた嬉し涙も悔し涙も、全て頑張った証。改めて全員に拍手を送りたいと思います。


そして、今回も審査によってMVP・そして審査員特別賞が選出されましたが
当然選ばれなかった子の方が多いわけです。

この場では賞には選ばれなかったものの、私が「ビビッときた」メンバーを
数名紹介していきたいと思います。


※音楽的知識・素養ゼロの私の独断・偏見である事をご了承ください。


①等身大の研修生   横川夢芽(よこかわゆめい)

 
娘。12期オーデ落選組の彼女が挑んだ曲は、℃-uteの「ベーグルにハムチーズ」

 このメンバーについてはまことさんの批評コメントが素晴らしかった。

まことさん「全体的に・・・とても研修生らしい子。」

さわやかさん「それは良い意味でですよね?

まことさん「・・・色々な意味で。」

確かにパフォーマンスにはまだまだ発展途上な点が見受けらました。

しかしこの発展途上こそが、研修生の持ち味。進化の余地は多分にあります。

さらに曲の世界観に合わせ、デコ見せの髪型にする事で朝の起き抜けを表現したり、

緊張をほぐす方法を聞かれ「跳ねる」答えるなどセンスが光る一面も。

この子の成長が研修生全体の成長に繋がるな、と思わせるメンバーでした。

 


②反逆の優等生  井上ひかる

 


おうちじゃ素直な優等生。ほんとは違うのに・・・という訳ではないけれど
一見、寡黙で大人しそうに見える彼女。

そんな彼女の選曲はBerryz工房の「大人なのよ!

反発する少女の歌をおとなしそうなイメージの彼女が歌う。
「そんなの(勝手なイメージ)私に押し付けないで!」と曲を通じて静かな意思を
ぶつけられた気がして、そのギャップにビビっときてしまいました。

歌に関しては上野先生から「息切れがなくなった。急成長した。」と太鼓判が。
テンポの速いフリもキレが良く、まだまだ先が楽しみなメンバーです。



➂思わぬ伏兵 田中可恋(たなかかれん)


「誰かに聴いて貰いたいと思った」
曲披露後のMCで呟いた彼女の一言は重みがありました。
先輩ユニットのツアー帯同も無く、生タマゴでの参加曲も少ない彼女。
それ故に、彼女の歌声をじっくりと聴いた事がある者はいなかった。

上手くは言えないけれど、歌詞の1つ1つを大切にし聴く人へ届けようとしているのが
伝わってきました。少なくとも「伝える」「届ける」という事については私の中ではMVPです。
個人的には今回1番「期待を裏切るわよ、いい意味で」なメンバーでした。

彼女が人知れず磨き続けて来た牙は、この日全ての客席の心へ届いたのだ、
と強く思いました。



④いつの間にか手のひらの上 山岸理子(やまぎしりこ)


特徴的な顔なので印象に残り易い彼女。
高校生になり大人の顔を見せるようになり、表現の幅が広がったと感じます。

そんな彼女の選曲は℃-uteの「会いたい会いたい会いたいな」。

パフォーマンス中は、彼女の表情にずっと注目。
私の中で、りこりこは全ての表現をまず表情を通じて行う印象があります。

今回も彼女なりの曲の解釈・世界観が凄く表情に出ていました。

感じたのは「切なげながら、相手を手玉に取ろうとする少し挑戦的な目」
魂をググッと引き寄せられてしまいましたね。この目でチラ見されるのがたまらない。

ミュージカル「可憐な合唱団」でも見せてくれた表情芸が今回も炸裂しました。
とてもいい武器だと思います。

上野先生からも「表現方法が変わった。リズム感もある」と良い批評が出ていました。




・・・と可能ならば全員をピックアップしたい所ですが、とりあえずここまで。

本気の戦いを見せてくれた活躍目まぐるしい研修生達から今後も目が離せません。



最後に研修生の先輩にあたる宮本佳林さんから個別で頂いた言葉で
記事本文を締めたいと思います。


質問 「最近研修生が活躍しているけど、どうですか?」

佳林さん「そりゃあもう嬉しいですよ。・・・ななみん。」

私「え?ななみん?」

佳林さん「ななみん!」

とにかく、ななみんという事です。







※番外編で印象に残った審査員様のコメントを残します。
研修生のポテンシャルの高さと期待値を感じさせてくれます。


<吉澤ひとみ>版

・「中1の頃の辻ちゃんを思い出しますね。歌に表情を出そうと頑張る所が凄く重なる。」
(羽賀朱音への審査コメント。直後に「周りに迷惑かけないように!」と念押し)


・「歌声の雰囲気が亀井ちゃんに似てるなぁ、と。」

(小川麗奈への審査コメント。確かに雰囲気が似てるかも。)


・「圭ちゃんのパートを総スルーしてるんですよ。あの<ワッハッハ―>を。」

(牧野真莉亜への審査コメント。ハピサマの保田パートを歌っていなかった事に言及。
後に「ワッハッハ―」を披露するマリア様に「まだ照れがあるな」)


全体的に研修生と娘。メンを重ねるコメントが多かったですね。


<シャ乱Q まことさん>版

・「歌やダンスは置いといて、浜ちゃんは全体的に可愛い」
(浜浦彩乃への審査コメント。ただのヲタじゃねーか、という突っ込みは抜きにして、
実はつんく♂氏も去年「実力とは別の何かを持っているのが浜浦」というコメントを
残しています。やはり浜ちゃんはアイドルオーラ満点なんでしょう。)


・「きっかけで化けると思う。あとはステージとの一体感が欲しい。」
(新沼希空へのコメント。この子も可能性の塊。歌う事だけに一生懸命になってしまった
彼女へのアドバイスでした。)


Mr.ASAYANこと<橋本慎さん
>

・「この曲は福田と安倍の2TOPでしたが、当時の福田を完全に超えてますね。」
(Memory青春の光を披露したMVP段原瑠々へのコメント。確かに凄かった。)

「段原さんが福田を完全に超えているなら、室田さんは当時の安倍を越えている。」
(同じくMemory青春の光を披露した室田瑞希へのコメント。恐るべき子供たち。)


<みつばち先生・上野先生>版

・「歌がオケに近くなってきたね。このまま努力を続けていけば最後に亀が勝ちます。」
(隻眼で挑んだ三瓶海南へのコメント。実はいいペースで成長しているんです。)


・「莉佳子は歌だけ聞くとそんなでも無いけれど、フリをつけると途端に映える。」
(オリジナル振付で挑んだ佐々木莉佳子へのコメント。確かにその通りでした。)


・「君の可愛い部分は十分知ってるから、カッコいいのが見たかったかな。」
(フリフリのTHE・アイドルでパフォーマンスをした稲葉愛香へ。
 彼女への期待値の高さがうかがえる。個人的にはまなかんはアレで良い気もします。)


<さわやかゴロー兄さんMC>版

・「いやー!色々突っ込み所があるね!その服、サバイバル何日目かな!?」
三瓶「一ヶ月目です!」
(眼帯+野戦味溢れる衣装で登場した亀ちゃんに対して。亀ちゃんのレスポンスも良い)


・「いっちゃん、今回の衣装のポイントは?」
一岡「あえて色を少なくして、白・黒・赤・黄・・・」 さわやか「結構あるね!!」

(衣装イジりが定番になった一岡玲奈へ。ナイス突っ込みでした。)


・加賀「失敗・・・しちゃった?」 さわやか「いやいやいや!!」

(途中でムセてしまった事に言及する加賀楓に対して。ここはどう返すのが正解なのか。)


・「今回の衣装のテーマは?」
小川「とにかく春をイメージして、青にしました」 さわやか「あえてピンクじゃない!」
(春をイメージして青の衣装で登場した小川麗奈に対して。よっすい~も賛同してました。)