新作で出た「破壊者」は原書で読んでお気に入りとはならなかったから
まだ購入さえしてなくて、それなら何を読もうかと迷いに迷って
やはりロマンス色少なめで、ミステリーやサスペンスの比重が多いものと決めて
リサ・ガードナーのシリーズものではないらしい「いまは誰も愛せない」を手にとってみたところ
嬉しいことに一気読み、これははまるぞ!と、続けて読んだ「あなただけに真実を」では
毛色の違うヒロインキャラとヒーローの展開に恐れ入りました~
これはお気に入り作家さんが増えるわ~と喜んでいたのに
この作家さんのHQ以外でのデビュー作品となる本書を読んでみて・・・微妙となりました
初リサ・ガードナー作品として「いまは誰も愛せない」から読んだのが良かったのか悪かったのか?
初めに「素顔は見せないで」を読んでいたら、リサ・ガードナーは集めなかったかも
本書を読む前に、HQから出てた別名義(アリシア・スコット)のシリーズものを読むことにして
それがまた、2冊読んだ文庫本のテイストを勝手にイメージしていたせいか
(HQから出ているんだからロマンスロマンスしてても当たり前なのでしょうが)
意外にロマンス色が強かったものだから驚きつつ、それはそれで楽しめて
なおかつシリーズを通して謎が解けるという好みの展開で、何故早く読まなかったのかと後悔
それ故ずっと入手できなくて読めないままだったこの初文庫作品を図書館で見つけ
貸し出しの順番を待つ間も、早く読みたい思いは募るばかりで
本が無いならとりあえず映像でも探そうと
「いまは誰も愛せない」は 原題のまま The Survivors Club のタイトルで見つけ
「素顔は見せないで」は Instinct to Kill というタイトルの作品を探し出し観ることができました
「いまは誰も~」のTV版は内容もさほど大きく変更されてなかったし
出演者も結構豪華で(失礼)、これはまた別枠で感想と一緒に残す予定なので
ちょっぴり不満はあるものの概ね満足できたということで
問題は「素顔は見せないで」のTVムーヴィー版
なんとまあ2流3流ムーヴィーも決して嫌いじゃありませんが、あまりのお粗末さにがっかり
テス役の Melissa Lahlitah Crider さんは出演されてるドラマで見覚えもあったし
テス役としては、線が細くて確かに折れそうな外見でぴったりと違和感はなかったのですが
J・T役の Mark Dacascos さんのキャラのせいでしょうか(「クロウ」とか米版「仮面ライダー」とか御出演)
いやはや単なるアクションものと化してしまったようで
{所詮ロマンス系の作家さんの作品のドラマ化なんてこんなものね的}な仕上げになっておりまして
期待していただけにガッカリ
この時点でまだ原作は読めてなかったから、どこがどう違うのかわからなかったけど
なんと読んで驚いたのは、映像で先に観てしまった内容とさほど変わりなかったことに二度びっくり
(TV版は登場人物のキャラ描写やバックグラウンドはほぼ無視してますから、正確には同じとは言えない)
でもまあポイントは抑えているかな
登場人物は
テレサ・ベケット/テス・ウィリアムズ/アンジェラ 24歳
18で結婚、夫の秘密が明らかになり逮捕されてからの2年間も娘のサマンサと共に逃げ続けている
J・T・ディロン 36歳 (ジョーダン・テランス・ディロン)
元海兵隊員(武装偵察部隊ってドキュメンタリーで観たけど確かにすごかった)を経て
傭兵として仕事を請け負うが5年前に辞めて、その後結婚しアリゾナに引きこもる
結婚し妻の子供も養子にして落ち着いたかに見えたが
大切な妻子が若者による無謀運転の犠牲者となって死亡したことを今も引きずる
ジム・ベケット 36歳 テスの元夫で警官
マリオン・ディロン 34歳 J・Tの妹、FBI捜査官
ピアース・クインシー FBI捜査支援課の特別捜査館 離婚したばかり
お話の流れとしては
*白馬の騎士だと思って結婚した相手が世にも恐ろしい連続殺人犯だと知ってしまったテレサは
警察に密かに通報するが、なにせ夫は警官だったため逮捕に至るまで慎重を期すことになり
その間確実な証拠を掴むため、恐怖を堪えてそれまでどおりの生活を続けるが
夫に気づかれ殺される一歩手前で運よく難を逃れる
ところが恐ろしい恐ろしい夫が捕まっても安堵することはなく2年余り逃げ続けていたテスの元に
3週間前厳重に警備されていたはずの刑務所から看守を2人殺して脱獄したと連絡が入り
自分の命がまず狙われることがわかり、4歳の娘サマンサを安全な場所に隠し
警察はもう頼りにならないと、元海兵隊員のJ・T・ディロンに自分を強くして欲しいと訓練を頼むが・・*
って、ここまでが冒頭の数ページで、意外や意外TVムーヴィー版もほぼ原作に忠実な流れ
それを鼻で笑って観てたものだから(こんな安っぽい展開あるんかい?ってね)
そしたらなんのことはない原作も同じでびっくり
まずテスがJ・Tにしつこくサバイバル訓練を頼む場面では
断り続けるJ・Tに引きうけてくれるなら自分の身体を・・って、オイオイ!!
ここでテスに第一のガッカリ
そして支配的な父親のあと、さらに支配的な夫と不運続きのテスが
なんとまあそんなにあっさりJ・Tに欲情しちゃうことに、第二のガッカリ
そして一番のガッカリは、強い女になりたいのっていいつつ最後までヘタレだったことと
しかもサマンサを人質に取られたのに(犠牲者まで出して)その最中にJ・Tに欲情しちゃってるところ
なんなのこのB級ムーヴィー的展開は?と読んでてだんだん腹立ってきた
テスの夫ジム・ベケットは極悪非道なサイコ野郎で、元警官だからか常に捜査の10歩先を行ってる
これもイライラさせられる展開で、いくら変装の名人でも・・ってTVムーヴィー版を馬鹿にしていたら
原作ではその何倍も変装シーンが出てきて、警察もまんまと騙されてるし
確かに元警官だったからと言っても
誰にも気づかれずに警察署内のあんなことろに仕掛けられるのか?って
警察内に協力者がいたならまだしもって納得いかないことも多かった
(警察やFBIがあまりにマヌケに見えてイライラ)
FBIまで介入してるんだから
ベケットが収監されてる時の通話記録とか何故もっと早く気づかない?とか突っ込みどころ満載で
現実にこんなことしでかす奴がいるとしても、そこはフィクションの世界(もうちょっとスカッとしたい)
とにかくやられっぱなしなのが読んでて辛くなってくるし
それに輪をかけて、テスの生い立ちも悲惨だけど、J・Tも、彼の妹でFBI捜査官のマリオンも
衝撃の過去を持っていて、辛い辛いのオンパレード
唯一スッキリしたのが
ジム・ベケットに協力していた囚人グルーピーのシェリーがジム本人に殺されたこと
彼女に関してはもっと残虐な殺され方でも良かったのにと思いつつ、溜飲が下がる展開だった
苦手の一番はテスのキャラクターに共感できなかったこと
J・Tも父親大嫌いと言うなら恩恵に与ってること(大きなお屋敷で召使い付き)自体男らしくないし
(傭兵として稼いだお金で建てたんなら納得なんだけど)
ぐうたらしていることが父親への嫌がらせという意味ならそうなのか、でも納得できなかった
マリオンの顛末も絶対納得いかない
あそこまで悲惨なんだから最後くらいは・・・という慈悲はガードナーさんにはないの?
ってか、性的虐待を受けたことを認めたから自殺願望でああいう展開になったのか
それにしてもマリオンさん、強靭な精神をお持ちのはずなのに・・・・と残念だった
最強の元海兵隊員がそれほどでもなかったのもなんだかなぁ
警察官ごときに負けるんかい!?ってね
(もうちょっとジムをやっつけて欲しかった、TV版なんかジムがターミネーターみたいで笑っちゃったくらい)
と、こんなに文句を言うつもりじゃなかったけど、「いまは誰も愛せない」と「あなただけに真実を」を
気に入っただけに、期待を裏切られたと感じてしまったのかな
確かにその2作はロマンス度低めで、あってもほんわか程度だったけど
それはそれでバランスが取れてたから、本書の過剰なホットシーンにはドキドキするどころか
そこで?そんな時に?と文句言いっぱなしだった
そもそもリサ・ガードナー作品を読むきっかけが不純だったからかと思い当たるところもあるのです
暮れからお正月にかけて、どうにもロマンス本に乗れなくなってしまって
何を読んでもいまいち浸れず、そんな時には米アマゾンレヴューを片っ端から読むことにしていて
たまたまカレン・ローズ作品のネガティヴレビュー読んでたら
こんなのよりもリサ・ガードナーの The Perfect Husband のほうがずっとマシという厳しいお言葉を見つけ
そう言えば自分もカレン・ローズ女史のデビュー作は苦手だったなぁと
それならずっとマシだという意見もあるリサ・ガードナー作品を読んでみようじゃぁあ~りませんかと
アプローチが歪んでいたせいかも
まあ、第1作目は残念ながら苦手系でしたが、シリーズもの以外の2作品は気に入ったわけで
あと図書館にもない「あどけない殺人」を入手できたら、続けてクインシー シリーズも読めるかと
気になった疑問
フレディはどこに行った?
テスがJ・Tを雇うために提示した10万ドルはどこから?
J・Tが助けたグアテマラの孤児のエピはあったのか?
怪物ジム・ベケットを作り上げたものはなんだったのか?(単に悪い種子?)
アリソン・デュボア的存在のイーディスは今後も出てくるのか?
幸い(?)ロマンス本倦怠期は、久々に未入手のままだったサンドラ・ブラウンの初期作品を購入したことで
今のところ3冊とも、ヒーローが200パーセントメロメロ度全開っぽく、なんとか乗り越えた状況で
(1冊なんか読んでる間、赤面するほどメロメロだった、ホットシーンじゃなくて言葉が熱い!)
リサ・ガードナーのヘビーなお話の後はアン・グレイシーの新作原書でほのぼのしたいと思っているところ
ただ少し前にBSプレミアムで録画したままの「赤毛のアン」シリーズのTV版も観たい観たいと思いつつ
そのまま放置、たまたまLaLaTvでやってたのを観ると、これがはまるのですわ~
(基本「赤毛のアン」のキャストはギルバートにもう少し背が欲しかったと思ったものの良しとしましょう
ですが青春篇とか結婚篇とかは、ギルバートのライバルにやや不満が
それでも小さなエピソードの数々が好きだから観始めるとはまってしまうのです)
ロマンス本歴より長い海外ドラマ歴で、念願かなって「ロウ&オーダー」を観ることができて嬉しいのですが
毎日毎日観た後不快感が残るのもちょっとしんどいと思い始めたところで(何故か検察を応援できない)
気がつけばTV画面に文句言ってる自分が怖い
(CSIは機能しないのか!?
そんな推測で簡単に逮捕かい!?
誤認逮捕でも謝らんのかい!?ってね
やっぱ「クローザー」のブレンダはできる女だったのねと思いつつ
遡って初期のシーズン1~を観るまで希望は捨てられませんが
ライナス・ローチもジェレミー・シストも好きなんだけどね)
それで気づいたのは、商業主義だと半分は馬鹿にしていたエンターテイメント系の犯罪ドラマのほうが
ストレスが無くていいということ
(シリアス系なら裁判シーンは「グッド・ワイフ」が今のところダントツで面白い)
これがロマ本にも当てはまるようで(今は特に)影響しているのかと
もうひとつ最近のお気に入り番組は 「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」
BSの無料放送でアメリカ版Xファクターも観たけど、もう歌はいいかなってね(番組自体うさんくさい)
その点ダンスは「アメリカン・ダンス・アイドル」も毎回飽きなかったし
今回ニュース番組でも話題になっていたシーズン13の挑戦者の一人がやけどを負ったイラク帰還兵とか
(彼は俳優で人気が出て、この挑戦となったようですが、まだ若いし体力はあるし元々リズム感も良さそうだし
ニュース番組で観た時は同情からかともひねくれた観方をしてしまったけど、あれは実力ですね)
「クイア・アイ」のファブ5でお馴染のカーソンなんか毎回笑わせてくれるし(泣ける時もある)
おしどり夫婦だと思っていたデヴィッド・アークエットは、アル中とか荒れてるとか噂を聞いてたら結構まともで
応援席に元(まだ)妻コートニー・コックスがいたり(娘だけに愛を強調しているのが、今の夫婦事情か?)
ロザンナやパトリシア(アリソンさんちょっと痩せたみたい?)のアークエット家一丸となって
応援していたりするのを見つけるのも楽しみ
元検事でよくラリー・キングライブなどでも舌鋒鋭いディベートを展開していたナンシーさんを見ると
こちらで毒舌キャラで売ってる西川先生を思い出してしまうのですが(毒舌キャラは結構好きです)
以前はスリムだったのに出産したせいか、はじめは見覚えがあるけどまさか・・?って感じで変化に驚いた
チャイナ・フィリップスさんはウィリアム・ボールドウィンの奥様だったのねと
客席でボールドウィン家特有のお顔を見つけて知りました
そしてソニー&シェールの娘(もとい息子)チャズ・ボノさん、観るたびに体型が変化しているのには驚いたけど
あの体型でダンスができるのはある意味すごい
今回初めて観ることができて、審査員もダンス系のほうが断然面白すぎると知りました
今は無性に英国ドラマが観たくて、来月のポワロと3月のミス・マープルがひたすら待ち遠しい
ってここで期待すると、またまた文句タラタラの感想となりそうですが
いま求めるのはそっち系かな~と思う今日この頃