Murder on the Orient Express 1934
登場人物は
エルキュール・ポワロ
1974年製作の映画版では Albert Finney (アルバート・フィニー)さんがポワロ役
ムシュー・ブーク 国際寝台車会社の重役 Serge Hazanavicius (アザナヴィシウス)
フランス人俳優さん(アカデミー賞を受賞した「アーティスト」の監督のお兄さんだったのね~)
フィニー版では、プークに代わって ビアンキとなってましたが 演じるMartin Balsam さんは
小さい頃にTVで観た洋画劇場の古い作品で見覚えだけはありました
メアリー・デブナム イギリス人の家庭教師 Jessica Chastain
お顔がヨーロッパ系(?)で、てっきり英国俳優さんかと思って観てたけど
米出身俳優さんでした、「女検事アナベス・チェイス」で観てたのね
SAG賞にもアカデミー賞にもノミネートされていました
(アカデミー賞受賞式で観た「ヘルプ」のいちシーンのチャスティンさんとは別人のようでしたねぇ)
フィニー版ではVanessa Redgraveさんでしたが、知らない人はいないんじゃないかというくらい
英国でも俳優一族みたいですが、バイオチェックして自分が何に一番驚いたかと言うと
フランコ・ネロさんとの関係、何かの受賞式で観た記憶もありますが、ここに食いつく自分はミーハー?
原作では、背が高くほっそりしたブルネット、28歳くらい(ポワロの印象は、頭が切れる女性)
アーバスノット大佐 イギリス人 David Morrissey
あらら、「分別と多感」では素敵なブランドン大佐役でしたが
ラジー賞に2度もノミネートされてらしたなんて、役選びも難しいのですね
フィニー版では Sean Connery さんが演じてて、コネリーさん007とかは興味なかったけど
ベタですが「ロビンとマリアン」とか、「薔薇の名前」は好きだったなぁと思い出した
原作の大佐は、40代くらいで、痩せぎすで日に焼けた肌
こめかみのあたりに白いものが混じった背の高い男
ラチェット 金持ちの紳士 60~70くらいの間 Toby Jones
ずっと前に観た「エリザベス一世 愛と陰謀の王宮」で特徴あるお顔で覚えていた
フィニー版では、 Richard Widmark さん、西部劇のイメージが強いけど、印象深いお顔
ヘクター・マックイーン ラチェットの秘書 30歳くらい Brian J. Smith
クリスティものは英国俳優さんばかりだと思い込んでいたけど、今回は内容に沿ってか米俳優さん
自分は観てないけど「ゴシップ・ガール」「スターゲイト・ユニバース」などの人気どころや
「ロウ&オーダー」のゲスト出演で観たばかりだったとチェックして知りました
フィニー版ではAnthony Perkins さんでしたが、パーキンスさんと言えばノーマン・ベイツって印象で
原作知らなかったとしても疑ってかかったこと間違いなし
エドワード・マスターマン 39歳 イギリス人 ラチェットの召使 Hugh Bonneville
「オースティンに恋して」ではミスター・ベネット役
1話しか観てない「ダウントン・アビー」ではグランサム伯爵役だったのね
ミス・マープルの新シリーズ「鏡は横にひび割れて」では警部役のよう
原作でポワロの聞き取り調査の際、眠れなくて本を読んでいたと証言していましたが
アラベラ・リチャードソンの「恋のとりこ」 Love's Captive by Arabella Richardsonは
お話の中だけの作品のようで、あったら読んでみようと思って探しましたが見つからなかった
フィニー版では ベドゥースに名前も変わって、演じるのも大御所 John Gielgud でした
ミセス・ハバード 年配のアメリカ人 Barbara Hershey
お~バーバラ・ハーシーさんだ~!と名前は良く覚えていても、何に出演していたかというと・・?
で、チェックしてみて、そうか子供の頃観て印象に残っている 「ワイオミングの兄弟」という
ドラマに出演されていたんだ~と確認
(何に引きつけられたのか思い出せいまま、もう一度観たいと思っているドラマ)
そしてあの、デヴィッド・キャラダインさんとの間にお子さんがいたとは~!
録画したまままだ観ていない「赤毛のアン 新たな始まり」にも出演されていたのですね
フィニー版では Lauren Bacall さん、ローレン・バコールさんとかキャサリン・ペップバーンさんとか
ジーナ・ローランズさんとか男前の俳優さん結構好みです
コンスタンチン博士 ギリシア人医師 Samuel West
ウィリアム・ハート/シャルロット・ゲンズブール版「ジェイン・エア」や
アマンダ・ルート/キアラン・ハインズ版「待ち焦がれて」(説得)
映画「ハワーズ・エンド」、LaLaでやってた「マーガレット・サッチャー」等々は観ていたんだ
フィニー版のドクター役は George Coulouris
ドラゴミロフ公爵夫人 ロシア人の富豪 Eileen Atkins
「クランフォード」のミス・ジェンキンス(デボラ)さんじゃぁありませんか~
原作ではポワロの印象が、ひどく醜いが心を惹きつけるところのある老婦人ってことでしたから
ぴったり!というのは気が引けるけど、存在感という意味ではミス・デボラを知っているせいか納得
フィニー版では、Wendy Hiller さんが演じてらしたけどどこかで観たお顔と思ったら
赤毛のアンの「アンの青春」ミセス・ハリス役でした、英国俳優さんだったのね
ヒルデガード・シュミット 公爵夫人の小間使い Susanne Lothar
ドイツ人俳優さんのようで、他の出演作は映画「愛を読むひと」くらいしかわからなかった
フィニー版では Rachel Roberts さん、お初俳優さんかと思ってたら
作品履歴に「ピクニック・アト・ハンギングロック」ってあって、これ内容忘れちゃったけど記憶に残ってる
アンドレニ伯爵 ハンガリー人の外交官 Stanley Weber
フランス人(出身)俳優さん
出演作のひとつ Any Human Heart は出演者を観るとちょっと面白そうかと観てみたい
フィニー版では Michael York さん、よく見かけるお顔で
一人の相手との結婚生活が長い俳優さんは出演作も順調という私の勝手な持論にも当てはまる俳優さん
30そこそこ、なかなかの美男子で、大きな金髪ひげをたくわえている
アンドレニ伯爵夫人 Elena Satine
グルジア出身の俳優さん、「コールド・ケース」とか米ドラマにゲスト出演などあり
フィニー版では Jacqueline Bisset さん、若い頃の美しさったらこれぞザ・美人女優って感じで
この人の瞳を見るたびどうしてそんなに悲しそうなの?っていつも思ったような記憶も
20歳、雪のように白い肌に茶色の眼、漆黒の髪、美しい異国風の顔立ち
サイラス・ハードマン アメリカ人の探偵
(ドラマ版には登場せず)
フィニー版では、Colin Blakely さん、1980年版「小公子」(リトル・プリンス)のホッブスさん役だったのね
グレタ・オールソン スウェーデン人の婦人 Marie-Josee Croze
カナダ出身の俳優さん、2000年の「渦」 Maelstrom って作品で主役のようです
フィニー版では、Ingrid Bergman さん、この作品を初めてみた時、ちょっとショックだった記憶も・・
美人女優さんの晩年は観たくないって言ったら失礼かな
アントニオ・フォスカレリ イタリア人のセールスマン Joseph Mawle
TVシリーズ「マーリン」のゲスト出演や
1998年ミニシリーズ サム・ニール版「マーリン」にもチョイ役で出演されてたよう
フィニー版では、Denis Quilley さん、ホームズシリーズにゲスト出演されてるのを見たくらいかな
ピエール・ミシェル 勤続15年になるフランス人の車掌 Denis Menochet
フランス人俳優さん、ラッセル・クロウ版「ロビン・フッド」や「イングロリアス・バスターズ」
2作品とも観てないからお初俳優さんでした
フィニー版では Jean -Pierre Cassel さん、カッセルといえばヴァンサン・カッセルさん
バイオチェックしたら、なるほどヴァンサンさんのお父上だったのですね
「オリエント急行殺人」は映画版の豪華キャストで過去に観ていたので
今回スーシェさんポワロでどんなふうに描かれるのか楽しみでしたが
今回の配役に不満はありませんが全体的に暗いトーンで、ポワロ自身も暗かったのが気になった
原作も読んでみて、ドラマ版冒頭の別事件解決エピにしても原作ではそれほど暗い設定じゃなかったし
ラストで犯人をどうするかの判断にしても、ポワロさんから意見を聞かれた2人が
犯人を見逃す案に賛成したことであっさり終わっているから、単純に正義の勝利とスッキリした気もする
原作ではいつものポワロさんとさほど変わりなく思えたので
ドラマ版のポワロさんの始まりからラストまでの暗い雰囲気のせいか
観終わった後何とも言えない気分にさせられた
法と秩序をかいくぐってしまえる相手には私刑しかないわな~と思う自分には
犯人の気持ちはよくわかるから、映画版や原作では爽快感もあったけど
今回ポワロさんが決断を迷う設定になっていたので
そのせいか犯人も自分を正当化したりして、そういう部分はちょっといただけなかったかなと
公爵夫人の態度は立派、それを受けてポワロさんも謎は解いたのだからと満足してくれればねぇ
ところが悩みに悩んだ末ってことになると、やっぱモヤモヤ感は残ってしまう
まあでも同じようなものを作っても文句は出たでしょうから、こんなポワロさんもありなのかと納得
ドラマの時代設定は1938年
誰もが知る作品ということでネタバレしてます(一応 正体や関係は白文字で伏せました)
5年前に起きた5歳のデイジー・アームストロング誘拐事件で被害者となった人々の復讐劇
ラチェット=カセッティ デイジー誘拐殺人事件の犯人
アンドレアニ伯爵夫人= アームストロング夫人の妹(薬で眠っていたため実際手を下していない)
アンドレアニ伯爵 =妻に代わって復讐を遂げた
ドラゴミロフ公爵夫人 = デイジーの名づけ親
ヘクター・マックイーン = カセッティ裁判の時の検事(脅されて無罪にした)の息子
ヒルデガード・シュミット=アームストロング家の料理人
ピエール・ミシェル = アームストロング家のメイド(共犯者扱いされ自殺)
アントニオ・フォスカレリ= アームストロング家の運転手で(ドラマ版ではメイドの恋人とされた)
グレタ・オルソン =アームストロング家の子守
メアリー・デベナム =アームストロング家の家庭教師
エドワード・マスターマン=アームストロング大佐の従僕だった
アーバスノット大佐 =アームストロング大佐の親友(命を救ってもらったことがある)
ミセス・ハバード =アームストロング夫人の母で女優のリンダ・アーデン
コンスタンチン医師 = アームストロング夫人の産科医
原作ではドラマ版に出てこないサイラス・ハードマン=アームストロング家のメイドの恋人
ドラマ版に出てこない彼の代わりにコンスタンチン医師が計画に加わったことになっている
(原作ではコンスタンチン医師とムッシュ・ブークはあくまでポワロの捜査にひたすら感心する役柄)
プッカ・サヒブ 信用できる人、立派な人
(原書を借りてきて確認したら pukka sahib という単語で、英領インド人による尊称でした)